2025/06/29
沼津御用邸記念公園
前回はあじさい巡りで「照江寺」について書きましたが、実はその続きがあるんです。
照江寺の後、「沼津御用邸記念公園」へも、あじさいを見に訪れてみました。
沼津御用邸記念公園は小学校での遠足以来です(笑)
近くにこんなに素敵な場所があるのに、全くのスルー。
実にもったいないことをしたと思いました。
沼津御用邸は明治26年(1893年)当時皇太子だった大正天皇の静養のために造営されたそうです。
その後、1969年に廃止され、沼津御用邸記念公園としてオープンして現在に至ります。
園内には四季折々の花が咲き、宮廷建築も見学でき(有料)結婚式や写真撮影、各種お稽古ごとの研修室としても利用可能です。
カフェや蕎麦処もあり、庭の景観を楽しみながら休憩することもできます。
さて、目当ての紫陽花ですが、思っていたより地味な感じで咲いていました。
紫陽花寺と言われる照江寺のすぐ後なのでそう感じたのかもしれません。
昔からある白や青の大輪の紫陽花が植えてありました。
新しい品種や華やかな色合いの紫陽花がなかったから地味な印象をうけたのですが、それが似合うっていうのも趣きがあって良いなぁと思いました。
その日は天気があまり良くないせいもあり、人出が少なく、広い園内は本当に静かで清々しく、ゆったりとした空気に満ち溢れ、もっと早くから来ていれば良かったと後悔しました(笑)
とっても素敵なところです。
閉園時間もあるため、あまり遠く(園内はとても広い)まで見学はできないので、西付属邸や東付属邸などの建築物は諦め、カフェのある公園でのお散歩にとどめておきました。
松林の公園内には防空壕もあり(中には入れません)当時の時代感を感じます。
建物も昭和世代には懐かしい作りばかり。
今では珍しい沼津垣もありました。
そんなゆったりとしたした時間軸に、カフェで抹茶ラテとか飲んでしまうと、もう家には帰りたくなくなりますね。
夕暮れまでここで寛いでいたくなります。
しかし現実はそうもいかないため、最後にお土産物館に寄って(こういう所は外せない女子会)帰りました。
友人は沼津垣を使った花器を見つけ、購入。
サイズも小ぶりでどこにでも置けそうだし、どんな花にも合いそうなデザインでとても素敵!
人気があるのか現品限りの1点ものだったので、展示されている品を購入していました。
後日、紫陽花を沼津垣の花器に活けた写真を送ってくれたのですが、想像通りのイイ感じに、私も欲しくなりました。
また花の季節に訪れてみようと思います。
2025/06/22
照江寺
先週、沼津市江浦の「照江寺」へあじさいを見に行ってきました。
照江寺は紫陽花寺とも呼ばれるほど、見事な紫陽花の庭園があります。
というより、境内全部がほぼ紫陽花でした。
色とりどり、種類も多く、それはそれは素晴らしい紫陽花の境内。
紫陽花目的の観光地ともなっているのでしょうね。
駐車場やお堂の前にも『紫陽花祭り』ののぼりがたっています。
そして、紫陽花だけではなく、境内には多数の石碑かあり、それぞれいろんな意味の文字や句が彫ってあり、石碑をみつけるのも楽しいですよ。
沼津市の、しかもこんな田舎町に、こんなに有名なお寺があるとは知りませんでした。
お寺の案内には
「お寺のいうところは訪れて下さった方の疲れも癒して頂けるような場所でなくてはいけない」と書かれてありましたが、確かに本当に癒されました。
境内美術館として、たくさんの石碑が設置されているのも、そういうことなのでしょう。
お堂も開いていて、ご仏像を拝観できるようになっていたので中に入らせていただきました。
紫陽花の美しさに、いっけんここがお寺だということを忘れてしまいそうになりますが、お堂の静寂さにふれると厳かな気持ちになりますね。
雲龍図も凄い迫力でした。
紫陽花のことばかり考えていたため、御朱印帳を忘れてきてしまいました(泣)
来年もぜったいに行って、御朱印をいただかなくては!
そして展望台までの紫陽花に囲まれた階段をまた歩きたいです。
2025/06/11
白糸の滝
静岡県も梅雨入りしました。
まだそんなに蒸し暑くはないし、紫外線対策もラクなのでよいのですが、洗濯物がからっと乾かないのが嫌です(笑)
先月の話ですが、富士宮市の「白糸の滝」へ行ってきました。
昭和11年に国の名勝及び天然記念物に指定され、
昭和25年に「観光百選 滝の部」で1位、
平成2年に「日本の滝百選」に指定、
平成25年に世界遺産構成資産に登録、
という素晴らしい滝です。
高さ20m、幅150mの湾曲した絶壁の全面にかかる白糸の滝は、本滝の一部を除いてそのほとんどが富士山の湧水なんだそうです。
年間を通じて水温12度という湧水。
夏でも涼しいはずですね。
じつはここ白糸の滝は、私は5年前の今頃にも訪れていました。
5年前と変わらず美しい滝の流れは、何回見てもたぶん飽きないと思います(私はね)
でも、5年前の写真をみると、私自身の年月を感じてちょっとがっかりしたり(笑)
まぁ、生きている人間なので当然ですが🤣
でも、白糸の滝は観光地として整備が進んでいて、以前より公園広場が綺麗になっていました。
芝生が広がり、花壇ができていたり。
お花が咲いていると、やっぱり良いですね!
私はパンフラワーをやっているので、花が咲いているとついそちらに目がいってしまいます。
白糸の滝では滝へと続く階段脇に、ユキノシタがたくさん自生していました。
花壇の方ではバイカウツギを育てていました。
白糸の滝も花と共に思い出に残ります。
白糸の滝ではもうは一つ滝があって、反対側の奥の方に音止の滝がありました。
白糸の滝とは対照的で勇壮な滝。
高さ25mの絶壁から轟音を轟かせています。
その昔、曽我兄弟が父の仇の工藤祐経を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名前が残されたそうです。
一度に2つの滝を観賞できました。
5年前は見学のための場が特になく、柵ごしに見ていたのですが、今回はちょうど良いスポットに見学台のような場が設置されていました。
こちらも整備されていて嬉しい😄
園内には観光案内所もあり、トイレも広くて綺麗だし、ショップもあり、ちょっとした食べ物も売っていてお店の脇にテーブルと椅子があります。
広々としたスペースで点在しているので、優雅に休憩を楽しめそうです。
名景勝地のわりにすいているから、観光するにはわりと穴場なのではないでしょうか?
伊豆の国市から2時間もあれば着くので、遠方から友人が遊びにきたら連れてこようかな、なんて思いました。
2025/05/24
ボルダリング
沼津市にボルダリングの体験ができる施設があるというので行ってきました。
「サニーロック沼津」
体験は90分¥2,200
ボルダリング用のシューズのレンタル込みでした。
まずは自分のサイズにあった専用シューズに履き替えてから、ジムの使い方の説明を受けます。
それぞれの壁にグレード(難易度)が設定されており、それはカラフルなホールド(石のような突起物)ごとに異なり、ホールドの色やシールでわかるようになっています。
チャレンジするホールドをきめたら、あとはスタートからゴールまで、手足、指を使って登るまでです。
ジムにあるボルダリングの壁は、約4m〜5m程ですが、壁ごとに角度があり、これ、ぜったい無理でしょ🤣って角度の壁もありました。
私は無理を承知で1番簡単なコースを選んでみたのですが、次のホールドに手を伸ばした時点で落ちました(笑)
こんなの出来る人って、トム・クルーズくらいなのでは?🤣🤣
ちなみにどこから落ちても、下には分厚いふかふかのマットがあるので安心ですよ。
1番高いゴールまで行って落ちたところでも大丈夫でした。
こんな高さから落ちる経験も、なかなかできないですよね。
一瞬怖いですが、慣れると楽しいです。
(どれだけ落ちたのか💦)
ボルダリングは東京オリンピックの正式種目として採用されてから、「スポーツクライミング」としてテレビでも見たことがあるだけでしたが、自分が経験してみて、どんなに難しいスポーツなのかわかりました。
ただ単に背が高い、手足が長い、筋力があるだけではダメなんです。
どのホールドを選び、どこに手足を置くか考えながら登る「頭脳系スポーツ」の側面もあります。
難易度ごとに設定されあコースを登ることで、誰でも自分のレベルにあったボルダリングを楽しめる魅力があります。
自分の身体ひとつで登る達成感はくせになりそう(笑)
ただ色を決めて登ればよいのではなく、難易度によっては、足の位置も同じホールドを使うという規則があるので難しいのです。
レベルの低いコースでは、足の位置は自由だったりもしますが、それでも登りと降りる時の手足の使い方は慎重さを必要としました。
他の身体を動かすスポーツに比べたら、全然動かないと思うのですが、汗びっしょりになりますよ。
それだけ緊張するし、頭も使っているんです。
設定時間90分のうち、壁に張り付いていた時間は少なかったです。
ほとんど壁を見つめ、コースの攻略法を考えます。
そしてチャレンジし、なかなか進めなくて壁にへばりついたまま、筋力の限界を迎えて落ちたり(笑)
他の人が登っているところを見て研究したり。
なんだか思った以上に早く時間がすぎてしまいました。
ボルダリングは自分のペースで進められるのが気に入りました。
運動神経の良さとか、あまり関係ないように思うので、性別、年齢を気にせず楽しめますね。
ただ、私の場合は前腕部が軽い筋肉痛になりました。
力で登ろうとすると筋肉痛になるって聞いていたので、利き腕の右手にはあまり力をかけないように使っていたので、左腕だけでしたが、手指を使う仕事の人や、車を運転する人は、腕の使い方に気をつけて楽しむことをお勧めします。
調べてみたら、他にもボルダリングを経験できる施設があるので、機会があったらまた遊びに行きたいです。
2025/05/13
ミツカドネギとドクダミ
春というより、初夏らしくなってきました。
私の庭も夏の準備を始めているようです。
春にスノーフレークが咲いたあとに出てくるミツカドネギ。
毎年楽しみにしているんです。
なぜって、それは、食べられるから(笑)
去年、食べられることを知った私は、今年もちゃんと出てきてくれるのだろうかと心待ちにしていたのです。
だって、あえて植えたわけではなく、勝手に庭にさいていた花なので。
地下の鱗茎(地下茎の一種で、短い茎の回りに、養分わや蓄えた多肉質の葉が密集し、球形、卵形になったもの)が残っていれば、毎年出てくるはずなんですが、なにせ放ったらかしの北側庭なので、他の強い雑草に負けてしまうかもしれないし、鳥や虫に食べられてしまったかもしれないでしょ。
でも、今年もいつの間にか出てきてくれました。
白くて小さな星のような可愛らしい花が咲き、茎が三角で、葉は中心で折ったような筋があります。
そしてニラの匂い。
花も茎も葉っぱも、丸ごと全部食べられるので、見つけると下の方で切り、洗ってコップにいけておきます。
白い花が綺麗なので、台所仕事が楽しくなります。
料理する時に必要量を抜き取って使いますが、私は大抵が炒め物なので、コップからごそっと抜き取ったらそのままちぎってフライパンに投げ込んだりしてますねぇ(笑)
ニラやネギと同じ扱いで調理できます。
たまに鱗茎も取ってしまうので、鱗茎はそのままノビルみたいに生で食べたり。
ミツカドネギで、春の庭が待ち遠しくなりました。
ミツカドネギは庭の3カ所くらいにまとまってでてくるのですが、花がないと雑草に見えてしまうため、今回はこのカ所。
次はあっちのカ所というように、分けて摘みます。
そうすれば誤って雑草を食べる危険を避けられます。
花を目安に探しています。
ミツカドネギを食べ尽くした頃、いつの間にかドクダミがあちこちに葉を出していたので、花のついていない茎を狙って刈り、ドクダミ入浴剤にしてみました。
ドクダミは洗ってから葉っぱと茎に分け、茎は5センチくらいにカットして、一日天日干しすると、良い感じにしぼむので、それを洗濯ネットにいれて、お風呂にお湯をはる段階から浴槽に入れておきます。
エキスが出るのに20分くらいかかるそうなので、お風呂に浸かっている頃にちょうど良くなる予定。
でも、乾かしてしまったせいか、ドクダミの香りはしませんでした。
お湯に色もつかないし、なんとなく物足りなかったので、次は生のドクダミでやってみようと思います。
摘んだドクダミを洗い、葉っぱや茎を細切りして、そのまま湯船に入れるだけなので簡単です。
こっちの方が香りがでるそうなので、漢方風呂っぽくなるはず。
春夏は、庭の雑草を楽しむ方法を考えています。