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2022/07/08

アガパンサス

今年も我が家の庭に、アガパンサスの花が揺れています。

ヒガンバナ科 アガパンサス属
和名 紫君子蘭
英名 アフリカンリリー

儚げな姿ですが、原産は南アフリカです。
ユリ科の多年草で、耐暑性が強く、丈夫で植えっぱなしでも育ってくれます。

この季節、涼し気な淡い紫色や淡い青色の大きな花が目立ちますね。
三島市の公園にも群生していたし、沼津市の沿道にも植わっていて、背丈があるのでとても目立ちます。

光沢のある厚みと巾をもった長い葉っぱも美しいです。
わさわさと茂る葉っぱから、1メートルくらいの花茎が伸びて、丸くまとまったいくつもの花がポンと茎先に乗っている姿はアガパンサスの特徴。
優雅で独特の存在感がありますね。

私の住んでいる伊豆の国市は温暖なのでアガパンサスは地植えでも大丈夫ですが、寒冷地では地植えは難しいそうです。
鉢で管理して、冬は室内にいれてあげるとか。

丈夫なのでいつも植えっぱなしで水もろくにあげていませんが、今年こそ手入れをしてあげようと決意しています!

花が先終わってもそのままにしておくと、種をつくるのに栄養がとられて株が弱ってしまうんです。
去年も気がついたら種がついていました。
今年こそは花が咲き終わった時点で、花茎の付け根から切り落としてあげなければ!
…と、ここにて決意表明(笑)

では、最後に花言葉を。
「恋の訪れ」「愛の訪れ」

あと一ヶ月ほど花を楽しみますね。

アガパンサス
アガパンサス

2022/06/23

アベリア

アベリアと聞いて、パッと花の姿が思い浮かぶ人は少ないのでは?

でも、皆さん、見たことあるはずです。

スイカズラ科ツヌバネウツキ属
和名 ハナツクバネウツギ

公園や道路沿いなどに多く植栽されています。
白やピンクの花が5月中旬〜10月まで咲き、1〜1.5mくらいの半常緑樹を、知らずしらずのうちに目にしていると思います。

アベリアは19世紀中旬に、イタリアで作出された交配種。
4季咲きと言えるほど長い開花期と、半常緑でありながら寒さに強く、強健で土壌を選ばない育てやすさから、近頃は公道、公園などによく植栽されるようになりました。
まだ庭木としての利用は少ないため、名前も聞かないと思いますがよく目にしている花だと思います。

私もよく使う函南町の駐車場や、沼津市の公園、三島市の道路沿いなど、この時期は花が咲いているせいかよく目に止まります。
よく目にするわりに、最近まで名前を知らなかった花でした。

アベリアは種ができないため、花が終わったあとに萼片が残ります。
花が咲いていた時と同じように、枝の先に残る萼片の塊は、それもまた違う花のようにみえるので、花が終わったあとも美しいのが魅力です。

育て方も、強健で土壌を選ばないので、鉢植えの場合でも市販の園芸用培養土で問題ありません。
水やりは、地植えでしたら降雨にお任せ。
鉢植えは、表土が乾燥して白っぽくなったら、たっぷりと水を与えます。
追肥の必要もないし、特に目立った病害虫の被害もないし、とても育てやすいそうです。

剪定は、花を楽しんだ後の冬にどうぞ。
ただし、厳寒期の1〜2月は避けた方がよいようです。
剪定は強めで問題ありません。
生育期の剪定は、株から出てくる若い枝(シュート)を地際から切るだけでよいです。

常緑で目隠しにもなり、開花の長いアベリアは、これから庭に植える植物として人気がでるかもしれませんね。

花言葉は
「優美」「強健」「謙譲」
生育が盛んで、勢いよく伸びた枝先に花をつけることから強健。
花びらより葉っぱが多く、目立たないように花をつけることから謙譲。

アベリアの花の香りは、一つ一つは弱いですが、花の塊に顔を近づけて確認すると、ほんのりと優しい香りがするそうです。
次は公園でその香りを楽しんでみようと思います。

アベリア
アベリア

2022/06/12

アイビー

アイビーは葉っぱですが、花のアレンジメントでは欠かせない存在として、皆さんご存知のグリーンです。

学名「ヘデラ」
和名「セイヨウキヅタ」

挿し木で増やせるし、丈夫なのであっという間に繁殖します。
私の庭も、すごいことになっています(笑)
何年か前に三島市の友人から頂いたアレンジメントフラワーの中にあった、たった3本のアイビーを花瓶にさしておいたら根がでたので、庭の土に突っ込んでみたら根がついて、いつの間にかアイビーがグランドカバーのようになってしまいました。

伊豆の国市の温暖な気候と日光、そして放ったらかしの庭は水を与えすぎることがないので、アイビー繁殖にはあっているのでしょうか。
最初は壁や花壇にツルが這うのを素敵だと思っていたのですが、沼津市でアイビーのツルで覆われた家を見てから怖くなり、それから花壇をはみ出すと剪定しています。

剪定の仕方は、ツルの生え際でなければどこを切ってもよく、4月〜10月の間にするのがよいそうです。
ただし、茶色くなって固く変化したツルだけを残してはいけません。
木質化が進んだ部分からは、新しいツルや葉っぱがはえてこないからです。

アイビーが枯れる原因は
水、日光不足
水の与えすぎ
猛暑にさらされた
などで、鉢植えの場合も、戸外のコンクリートの上に置くと、場所によっては暑さで焼けて枯れてしまうので気をつけて下さいね。

アイビーの緑色は薄いものから濃いものまであり、たまに白だけの葉っぱもみかけます。
白いふが入ったらものや、白い葉脈が浮き出たものもあり、花がなくても葉っぱだけで観葉植物として楽しめますね。

私もパンフラワーでアイビーを作ったことがあります。
パンフラワーで白いふや、白い葉脈を表すのは難しかったです。
でも、他のパンフラワーの花と合わせたくて頑張りました。
葉っぱだけでも美しいので、やはりパンフラワーのアレンジメントでもかかせない存在です。

では、いつものように花言葉を記載しますね。
アイビーに花言葉なんてと思いますが、アイビーにも花があるんですよ。
開花時期が4〜7日と非常に短く、ある程度の年月が経過した株でないと花をつけないため、とても珍しい貴重な花です。

花言葉は
「永遠の愛」「友情」「信頼」
人との絆が途切れないようにと願いをこめた花言葉は、枯れることなく伸びていく様子に由来しているそうです。

ついでですが、風水的には金運アップの効果もあるとか。
オススメの設置場所は、トイレ、キッチンなどの水回り。
陰と水の気を持っているので、悪い気も吸収して金運アップなんですって。

私もキッチンにいつもグリーンを飾っているので、これからは庭のアイビーも切って挿し込んでみますね!

アイビー
アイビー

2022/06/01

ドクダミ

私の小さな庭に、いつの間にかドクダミがちらほら咲いています。
植えたつもりはないのに、この時期になるといつの間にか白くて可愛らしい花が咲いています。

伊豆の国市に限らず、三島市、沼津市、函南町、清水町、伊豆市…
最近行った先々でドクダミの花を見かけないことはないですね!
ドクダミというと匂いが臭いとか、繁殖しすぎるとかで嫌われものイメージがありますが、私は好きなのでそのまま咲かせています。
でも、地下茎が貼り巡って他の植物のじゃまをしているだろうから、あまり増えたら抜くことにしていますが…
このあいだ三島市の友人から「ドクダミ茶」の作り方を教えてもらったので、庭の手入れがてらドクダミ茶を作ってしまおうと思います💕

ドクダミ茶の作り方はとても簡単。
刈り取ったドクダミをよく洗って、物干し用のピンチハンガーに吊るすだけ。
(少量ずつ、風が通るように吊るします)
風通しのよい日陰で数日干すと、触ったら崩れるくらいにバリバリに乾燥するので、小さく刻んで密封容器に保存するだけ。

飲み方は、乾燥ドクダミ5gに熱湯170mlをそそいで3〜4分おいて飲みます。
ノンカフェインなので、いつでも飲めます。

さて、そのドクダミ茶の効能とはデトックス効果があるそうです。
利尿作用があるので、むくみに効きます。
抗炎症、抗菌性、抗酸化作用があるので、ニキビの治療など美肌効果に期待できます。
便秘にも効果があり、食物繊維、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが多く、身体の中の老廃物を排出して、腸の動きを活発にします。
葉に含まれるクエルチトリンや花に含まれるイソクエルチトリンが毛細血管を強化して、動脈硬化の予防効果もあり、
フラボノイドがインフルエンザウィルスや、ヘルペスウイルス、アデノウィルスなどに対する抗ウイルス効果もあります。

ドクダミの名前の由来である「毒痛み」「毒溜め」のイメージから程遠い、とても役に立つ草花なんです。

匂いが気になるかもしれませんが、踏んだり摘んだりしなければ気にするほど臭ってはきませんよね。
乾燥させてしまえば、嫌な匂いはしないそうです。

私はパンフラワーでドクダミを作ったことがありますが、あの可憐で愛らしい花を表現するのが難しかったです。
パンフラワーの作品として、ドクダミは人気があり、作品展でも必ず誰かが出展していました。
パンフラワーなので匂わないから、生花が苦手な方はぜひパンフラワーのドクダミを飾ってみたらいかがでしょうか。

ドクダミ茶を作ってみたら、パンフラワーのドクダミを眺めながらお茶を味わってみようと思います。

ドクダミ
ドクダミ

2022/05/18

女将さんのバラ園

大好きなバラが咲き誇る季節です。
伊豆の国市でもあちこちのお庭でバラが咲いています。
三島市の友人が庭をバラ園にした言ってきました。
バラのアーチに憧れる女性は多いと思います。

私は先日の日曜日、伊豆の国市の韮山にある旅館『一句石』さんの「女将さんのバラ園」を見学してきました。

400種類以上のバラが植えてあるバラ園です。
とても広い庭で、駐車場のフェンスから始まり、階段を登った奥の方までずっとバラの道が続きます。
それはもう大変な数で、その種類、色、大きさにどれも感動してしまいます。
初めてみるバラもありました。
バラは虫がつきやすく、病気にもかかりやすいと聞くので、個人でこれだけのバラを管理していくのはさぞかし大変でしょう。
でもこうやってバラの見頃の5月だけでも、お庭を一般に開放し
て見学させてくれるのは、とても素敵なことですね💖

この日はたまたまマルシェが開催されていて、駐車場にはキッチンカーが来ていたり、小物のショップがあったりと、バラ以外にも楽しめました。

私はフルーツサンドと野菜を少し買ったのですが、他にもピロシキや三島コロッケなどの揚げ物のキッチンカーや、串ダンゴ、混ぜご飯などのお店もあり、ピアスやヘアゴムなどのアクセサリーのお店や、手作りハンコウのお店も来ていました。

来園者の車は伊豆ナンバーばかりだったので、きっと知る人ぞ知るといったあたりでしょうか。
私も伊豆市の友人からここを教えてもらいました。

5月の一ヶ月間だけなので、なかなか都合をつけにくいかと思いますが、バラ好きな人はぜひ見学に行かれると良いと思います。
入場は無料です。

私も自宅の庭にバラを二本だけ植えてありますが、つる性の野バラはまだ咲いていません。
もう1本のバラは、もう花が散りそうです。
そんな可哀想な庭なので、女将さんのバラ園はおとぎの国のようでした。

パンフラワーでバラを作りますが、簡単なようで難しいです。
なかなか思うような形にできなかったり、色の付け方も毎回試行錯誤してます。
パンフラワーを作る人にとって、バラは避けて通れない憧れの道です。
素敵なバラを作りたい!
そう思ってパンフラワーを始めた人は多いはず。

私ももっと素敵なバラを作れるように頑張ります。
また新しい作品をアップするので見て下さいね。

女将さんのバラ園
女将さんのバラ園