2022/09/20
パンフラワー体験
先日、アトリエNOBUへ見学を予約された方がいらっしゃいました。
伊豆の国市にお住まいの女性で、もうずいぶん前から「atelier.nobu」のインスタグラムをフォローしてくださっているかたでした。
日時を決めて、ちょっとわかりにくい場所にあるので玄関前でお待ちしていたら、時間通りに迷うことなく到着されました。
でも、車から降りてきたのは3人。
小学生の2人の娘さん達も急遽付いてこられたそう。
習い事が早く終わったので、一緒に来たいという事でした。
可愛い訪問者が二人も来てくれて、私は大歓迎です💕
スリッパを出して、用意しておいたルイボスティーは少し足りなくなってしまったけれど💦そのぶんキャンディーやチョコレートをお出ししておもてなし。
私たち大人同士がお話している間、彼女たちはちょっと退屈し始めた様子なので、せっかくだからちょっと粘土で遊んでいってもらおうかと思い、時間はあるのかきいてみたところ大丈夫だというので、3人分すぐに用意できる体験コースを準備しました。
小さなマグカップに小さなバラを作っていけこむ体験プログラムですが、小学生にはちょっと大変だと思い、花だけ作ってもらって他は私が用意するやり方に変更してチャレンジ。
まず、見本を見せて、これから作るもののイメージを考えてもらいます。
花器の色を決めて(白かピンクしかないですが)メインの花の色も決めます。
粘土に希望の色の絵の具を出して粘土を練ってもらったら、パンフラワー体験のスタートです。
私が手本を見せて、同じように花びらを一枚一枚作ってバラを仕上げます。
大きいバラと小さいバラとつぼみ。
これを1セットとして、色をかえてもう1セット作ります。
花ができたら、それにがくをつけて、あとは私が葉っぱや実を添えてカップにいけこみ、完成となりました。
お姉さんの方は、早くにコツをつかんで一人でもどんどん進めていくのですが、妹さんの方は途中で疲れてしまったようなので、ちょっと雑談をいれながら、それでも最後まで自力で完成させてくれました。
お母様の方は、さすが大人って感じです。
1時間〜1時間半くらいかかりましたが、子供たちの集中力が続いてくれたおかけで最後まで出来て良かった💕
私も可愛いお客様と楽しい時間を過ごすことができました。
アトリエのぶの体験コースは大人向けばかりですが、今後は小学生も一緒に遊べる短い時間のプログラムも用意しておこうと思いました。
2022/09/05
桔梗
家の庭に桔梗の鉢植えを置きました。
三島市の友人から桔梗の苗を2つ頂いたので、それを小さな鉢に移し替えたもの。
その前に伊豆市の友人から分けてもらった桔梗が枯れてしまい、放ったらかしにしておいたら芽が出たので、新しくプランターに移し替えたもの。
キキョウ科キキョウ属
宿根草
宿根草だから茎が枯れても根っこが生きていたのです。
放置していて良かった(笑)
気がついたら芽が出ていたので、あわてて大きめのプランターと新しい土を買って救済。
まだ花は咲きませんが、芽が少しづつ伸びています。
桔梗の開花は6月〜9月なので、今年の開花は間に合わないかもしれないけど(伊豆の国市は温暖だから、もう少し長く咲いてくれたらいいな)来年の夏には花が咲くかも?
その後に頂いた桔梗は、こまめに花柄を摘み取っているせいか、次々と花を咲かせてくれます。
最初の花は薄い紫色に、紫の斑入りの花でしたが、今咲いてくるのは紫一色です。
不思議だな。
桔梗といえば、万葉集の中の「秋の七草」と歌われている朝貌の花は本種です。
近年、野生の品種は個体数が減少していて、絶滅危惧種に指定されています。
それとは逆に、園芸品種の桔梗は多くの種類が出回っています。
紫、青、ピンク、白、斑入り
一重咲き、八重咲き
大輪の花が咲く品種
花が最後まで開かない袋咲きの品種
紫色の桔梗しか知らなかったので、調べてみて驚きましたね(笑)
家の桔梗はせっかく咲いているのですから、来年もぜひ咲いてほしいです。
なるべく陽当りの良い、夏は風通しの良いところに置いて、大切に育てるつもりです。
桔梗は昔からある日本の植物・宿根草なので、当然日本の気候に適応しているので、毎年花を咲かせてくれるだろうと期待してます。
桔梗の花言葉は色によって違い、
紫は永遠の愛、変わらぬ愛、気品、誠実
白は清楚
どちらも清らかで美しいイメージですね。
せっかく桔梗の名前がでているので、「秋の七草」もおさらいしておきたく記述します。
オミナエシ
ススキ
キキョウ
ナデシコ
フジバカマ
クズ
ハギ
お好きな服は?と覚えて下さいね💖
2022/08/24
コガネキヌカラカサタケ
私がもう何年も育てているサンセベリアの鉢に、ある日突然とキノコが生えていてびっくりしました!
コガネキヌカラカサタケ
(黄金絹唐笠茸)
ハラタケ目ハラタケ科に属するキノコ
調べたら、熱帯地方原産のキノコで、本州には自生していないとあります。
それがなんで突然、静岡県の伊豆の国市に現れるのか。
沖縄など温度が高い地域では自生するかもしれないけど、ここはいくら温暖な地域と言っても、隣の三島市とかは以外と寒いし、伊豆市だって雪が降るし、下田市や南伊豆町は風が強いせいか温度はそれほど高くないです。
ある日突然、サンセベリアの根元に黄色い株が生えてきて、サンセベリアの花を知らない私はサンセベリアの花でも咲くのかと思って楽しみにしていました(無知!)
黄色い小さな芽は日に日に大きくなり、突然、傘をひろげたキノコに変身したのでした。
大きくなるのも早いけど、萎むのも早かったです。
いきなり黄色くて可愛らしいキノコが生えてきたので、すぐに写真に撮っておいて良かったです。
翌日の夜には萎んでしまいましたから。
そういえば、1か月ほど前にサンセベリアの鉢に土を少し足しました。
その土の中にコガネキヌカラカサタケの菌が入っていたのでしょうね。
高さ7〜8センチほどのレモン色に近い綺麗な黄色のキノコは、鑑賞用としても良かったので、もう少し長く生きていて欲しかった。
そしてできれば、食べられるキノコであって欲しかった(笑)
コガネキヌカラカサタケの食毒については詳しい文献が少ないため、食毒不明として扱われていますが、その一方で非常に美味であるという声もあがっています。
たしかにバター焼きとかしたら美味しそう💕
でも、詳しいことがわかっていないキノコを食べるのはリスクがあるので、食いしん坊の私も諦めました。
コガネキヌカラカサタケは幼体が人の形に似ていることから「お釈迦様のキノコ」とも呼ばれているそうです。
そんなキノコを食べたら、ご利益ありそうですね。
いや、バチが当たるのかな?(笑)
萎んだキノコの下は、土が広範囲で白くなっていたので、これは胞子かな?
家の中をキノコの胞子が舞い上がるのは避けたいので、翌日に新しい土を買ってきて、胞子のついた土は取り除き、新しい土でおおいました。
もうコガネキヌカラカサタケは生えてこないと思います。
たった一日だけど、楽しい発見をありがとう💖って思いました。
2022/08/15
柿の実
8月も中旬にさしかかり、夏真っ盛りですね!
台風がきたりして、毎日の天気が二転三転して、熱帯夜もあれば、とても涼しい風が吹き抜けたり。
ともあれ、こんな天気があと1か月半は続く夏。
夏の暑さにうんざりしている時、仕事でよく使う三島市の駐車場で柿の実を見つけました。
たっぷりと茂った葉の間に、青い柿の実がちらほら実っていました。
柿=秋というイメージなので、えっ?もう柿?!
といった具合に驚いた私。
こんなに暑いさなかでも、自然界はきちんと秋の準備をしているんだと実感しました。
カキノキ科カキ属
高木性の落葉果樹
世界に分布する柿の木は約500種あり、熱帯〜亜熱帯地域に分布します。
温帯地域に分布している種は少ないそうです。
そのうち園芸的に利用されているのはカキ、マメガキ、アメリカガキだけで、果実を食用としているのはカキだけ。
あとは台木や柿渋の採取などを目的として栽培されています。
カキの品種は甘柿と渋柿。
カキの渋みはジブオールという成分(タンニン)が原因で、このタンニンが可溶性(水に溶ける)か不溶性(水に溶けない)であるかが、渋みん感じるか感じないかのポイントだそうです。
カキは雌雄異花という特性をもっており、雌花と雄花があります。
ほとんどの品種は単為結果性という性質をもっているので、一本でも実がなります。
でも、全く実がならないと言う声を聞いたこともありますが、それはたぶん剪定で、枝先を切り詰める剪定を全面におこなうと、カキの場合ほとんど実がつかなくなるそうです。
また、枝先を全く切らずに放任しておくと実がなりすぎてしまい、翌年は全く実がならなくなってしまうとも。
伊豆の国市には柿畑がたくさんあります。
農家でなくても、一般の家庭の庭にも柿を植えてあるのをよく見かけますが、秋に柿の実がなっていることからきちんと手入れされているんだなぁと思いました。
「モモクリ3年カキ8年」という言葉があります。
現代の栽培品種をうえて、結実するまでに8年を要することはめったにないそうですが、初めて実がなるまでにかかる歳月は、カキは他の果樹に比べて遅いとか。
庭に柿の木を植えてみて、初めての柿の実がなった時は、すっごく嬉しいでしょうね!
カラスに食べつくされないことを祈ります。
2022/08/04
ユウスゲ
先月の話ですが、南伊豆町をドライブしていた時のこと。
海沿いの山道を走っていて、雄大な景色の見える駐車場があり、ちょっと車を降りてみました。
雲一つないどこまでも青い空と、海の中から生えているような岩山。
岩山にぶつかる白い波と青い海。
青空と山と海がセットなのが伊豆だなー💕
なんて眺めていたあと、駐車場に続く丘の上に黄色い花がたくさん咲いていました。
低い階段が少しだけなので登ってみると、そこはユウスゲの丘でした❗
丘一面、海に続くまでユウスゲです。
まだ蕾が多かったので、これが全部開く頃はさぞかし綺麗な丘を見ることができるはず。
ちょっと時間が早かったか💦
残念💦
ユウスゲはユリ科のワスレナグサ属
ユリに似た花で、夕方に開き、朝にしぼんでしまう一日花。
別名 キスゲ
アサマキスゲ
6月下旬から9月頃までレモンイエローの花が咲き
50cmから大きいものは150cmまで育ち、高くスラリとした姿
1茎に数輪の花があり、次々と開花します
名前の由来は
スゲは葉がカヤツリグサ科のスゲ属に似ていること。
夕方に開花すること。
似た花にニッコウキスゲがありますね。
ユウスゲとは逆で、朝に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花です。
ユウスゲの花言葉は
「麗しき姿」「媚態」
ユウスゲの花は食用にもなるそうです。
中国料理の「金針菜」と呼ばれているのは、ユウスゲの蕾を乾燥させたものだそうです。
どんな味がするのでしょうね?
気持ちの良い伊豆半島、南伊豆町のドライブでした。