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2021/09/14

来宮神社

先週のブログで「町立湯河原美術館」について書きましたが、実はそのあと「来宮神社」にも行ってきたんです。

湯河原から熱海へ。
ほんの20分〜30分くらいだったと思います。
小雨が降ってきましたが、来宮神社には若い参拝者が多く見受けられました。
今、熱海は若者に人気の街だそうですが、納得です。

来宮神社って、オシャレですよね。
規模としては三島市の三島大社みたいに広くないですが、こじんまりした神社は建物も綺麗で、カフェもあり、森林浴感のある場内と、パワースポット。
お詣りするだけではなく、お茶しに来ても良いような素敵な雰囲気です。

来宮神社といえば、来福・縁起の神として古くから信仰されています。
そして一番の人気は国指定天然記念物に選定された御神木の「大楠」
樹齢2000年を超え、全国2位の巨木の認定を受けています。
古来から大きな木、岩、滝など、巨大な自然創造物には神々が宿っていると信じられ、祭祀を行い、感謝し、祈りを捧げる風習がありました。
大楠はその姿から子孫繁栄・国家の弥栄を象徴しているともいえ、この大楠のように長寿でいつも厳然として物に動せず、ひたすらに正しく生きる道に徹することができたならばと、参拝者はあとを絶たないそうです。

若い人達の間ではパワースポットとして人気があり
・幹を一周廻ると寿命が1年のびる伝説。
・心に願いを秘めながら一周すると願い事が叶う伝説。
などが人気だそうです。

さらに併設されているカフェでは、ご当地タピオカサイダーとかの楽しい飲み物も揃っています。
私は健康長寿・心願成就より、こちらの方が興味ありましたね(笑)
観光ついでに気軽に立ち寄れる癒やしのパワースポットという印象。
落ち葉で作ったハートも可愛かったです。

来宮神社
来宮神社

2021/09/08

町立湯河原美術館

先週は小雨の降るなか、神奈川の湯河原町にある「町立湯河原美術館」へ行ってきました。

温泉街を抜けるとすぐにその建物はあります。
日本画家の平松礼二の企画展をやっていましたが、この美術館にはもともと平松礼二館と平松礼二アトリエが常設されており、平松礼二の素晴らしい日本画を堪能できます。

平松礼二画伯とは、
1941年東京生まれ。
国内外の多くの美術展に入賞されています。
2000〜2010年まで「文藝春秋」の表紙絵も担当しており、誰でもその絵はどれかは見たことがあると思います。
2017年にこの町立湯河原美術館の名誉館長を就任されました。

コロナ禍なのと天気が良くないせいか、その日の美術館はすいていて、平松礼二画伯の日本画をゆっくりじっくりマイペースで鑑賞できました。
作品は富士、桜、睡蓮などなど自然をモチーフにしたものが多く、日本画に詳しくない私でさえその素晴らしさに感動です♡
この美術館に訪れて良かったと思えるひとときでした。

美術館は川や山がすぐそこにあり、この季節なのにセミの鳴き声が凄かったですよ(笑)

そして、ミュージアムカフェもあり、ランチはヘルシーな豆腐料理。
おしゃれで綺麗なカフェです。

ランチのあとはお庭の散策。
そんなに広くないので、ラクに楽しめました。
ちょうど雨があがったので、池を覗くと黒、赤、金、紅白の錦鯉も泳いでいました。
もみじの木がたくさん植えてあるので、紅葉の季節は素晴らしいと思います。

湯河原の温泉街を車で走って来たのですが、とても落ち着いた雰囲気の素敵な街ですね。
山があり川があり、老舗のホテルや旅館が立ち並んでいるのですが、箱根のような混雑はなく落ち着いた雰囲気の温泉街。
どちらかというと、伊豆市の修善寺町の温泉街の雰囲気に近いです。
伊豆市よりずっと大きいですが。
三島市のげんべい川のようなせせらぎもあります。

また訪れてみたい美術館でした。
次は紅葉の季節に行ってみたいな。

町立湯河原美術館
町立湯河原美術館

2021/09/03

シロタエギク

先週、三島市の保健センターへ用事があって行きました。
入口の近くの花壇から、なにげに爽やかさを感じたので近づいてみたら、シロタエギクがいっぱい植えてありました。

シロタエギク(白妙菊)
白い毛の生えたシルバーリーフといえば、このシロタエギクですね。
寄植えやバンキングバスケットのアクセント。
花壇の彩りとして人気の高い草花です。
草花といっても、人気があるのは葉っぱの方。
他の花(主役)を引き立てる草花として重宝され、なおかつ耐寒性もあり丈夫で強く、挿し芽で増やせるから、一般家庭の庭でもよく見かけるのではないでしょうか。

シロタエギクは剪定しないでおくと、夏に黄色い花を咲かせるんです。
葉っぱばかりもてはやされるため、どんな花を咲かせるのは知らない人が多いと思います。
じつは1.5センチほどの小さな可愛い黄色い花を咲かせるんですよ。
でも、花を咲かせると株が弱ってしまうため、一般的に蕾ができたら切り戻しするのが普通です。
新芽であればあるほど、鮮やかな美しいシルバー色の葉をつけるのですから。

ですから、シロタエギクの花はあまり見かけないと思うのですが、三島市の保健センターの花壇には、黄色い花をつけたシロタエギクがわっ!と植えてありました❤

葉っぱが綺麗ですけど、やっぱり花も可愛いんですよ〜♡

三島市の管轄なので、剪定してないんですね(笑)
なかなか手が回らないと思います。
それでもシルバーの葉っぱが美しいのは、きっと日光が良く当たり水はけの良い土なのでしょうね。
日照不足だと葉が緑に近い色になってしまうのです。
それではシロタエギクの魅力的がなくなってしまいますからね。
元気に咲いていて良かった。

ちなみに、シロタエギクの英名はダスティミラーといいます。
意味は、垢まみれの粉屋
…日本では白妙菊といって美しい漢字を当てはめてもらっているのに(笑)

花言葉は
「あなたを支えます」
「穏やか」
こちらは納得できますね(笑)
主役を引き立てる美しいシルバーの葉っぱ。
あなたも充分主役になれると思います。

シロタエギク
シロタエギク

2021/08/26

クレマチス

蔓性植物の女王と言われるクレマチス。
和名のカザグルマやテッセンの名前でも知られていますね。

家の庭にも2種類のクレマチスが植えてあるのですが、なぜか今頃咲いています。
咲いているのは白い八重咲きの方の花ですが、いつも春に1回咲くだけなのに、なぜこの猛暑の中、咲いたんだろう?

不思議に思い調べてみたら、クレマチスは多年草で3種類の咲き方があるそうです。

「新枝咲き」
年3回花を咲かせる
「旧枝咲き」
前年に伸びた枝が休眠したあと、春に枝を伸ばして花を咲かせる。
年1回開花。
「新旧両枝咲き」
四季咲き

家のクレマチスはどれにあたるのか調べましたが、名前がわからないし、画像はどれも似ているし、結局わかりませんでした🤣

でも、せっかく2度咲きしてくれたので、もっと手入れをしてあげたい。
しかし、剪定は種類によって時期や場所が違うそうで注意が必要です。
やたらと手を付けない方が良いかもしれませんね(笑)

なにせ家へ来てから5年は経っているこのクレマチス。
クレマチスは移植を嫌うとは知らずに、もう2回は植え替えていました。
ただ、鉢で頂いたときに、枯れても絶対に切るなと言われたので放置していたんです。
それでも毎年春に花をつけていたのですから、見かけによらず丈夫なんですね。

今回咲いたのは白い方のクレマチスで、春に咲いたのより二周りほど小さく、花弁も少ないですが咲いてくれて嬉しいです。

4月〜7月下旬に挿し木で増やせるそうなので、来年チャレンジしてみようかしら?

最後に花言葉を書いておきます。
精神の美、創意工夫、策略、旅人の喜び、縛り付ける

最後の花言葉が怖いですね(笑)

クレマチス
クレマチス

2021/08/18

サルスベリ

このところずっと雨が続いています。
晴れたりやんだり、お天気雨かと思えば豪雨になったり、不安定な天気が続くなか、伊豆の国市の近くの公園に行ってみたら、先月まではたくさんの花が咲いていたのに、サルスベリしか見当たりません。
この猛暑で枯れてしまったのか、管理組合の手入れが入り、剪定されてしまったのか…
なんだか緑色ばかりの色気のない公園になっていました(T_T)

唯一、鮮やかな色の花をつけているのがサルスベリでした。

中国名・百日紅
英名・Crape myrtle
日本名のサルスベリとは、幹の肥大成長に伴って、古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいスベスベした感触の樹皮が表面に現れて更新していくことにあります。
猿が登ろうとしても滑ってしまうという由来ですが、実際には猿は滑ることなく簡単にあがってしまいます(笑)

濃淡のピンク、白、赤、紫の円錐花序をつけるサルスベリは、夏から秋にかけて開花する落葉樹です。
枝の生育にばらつきがあるため百日紅の名の通り開花期が長期間となり、木の高さも3mから10mと手頃なため、家のシンボルツリーとしても人気がありますね。
最近では葉の色が銅葉のものも出ているそうです。
耐寒性も対暑性もあり、強いので育てやすいのも良いですね。

花言葉は雄弁・愛嬌

丸い形の木の実は、緑色から茶色に変化し、中から種がはじけるのですが、年を越して春先まで木についていたりすりので、ドライフラワーとして使われたりします。
花が枯れたら見向きもされなくなるのは寂しいので、冬になったら木の実を探してみようと思いました。

サルスベリ
サルスベリ