2024/12/28
名勝 養浩館庭園
早いものでもう年末。
慌ただしく過ごしているうちに、すっかりブログがご無沙汰してしまいました。
11月の福井旅行記の続きがあります。
福井駅から徒歩で約15分。
タクシーだと5分ほどのところに、かつての福井藩主「松平家」の別邸があります。
江戸時代初期から中期にかけて造られた『養浩館』(旧御泉水屋敷)
3代忠昌時代から7代昌明までのあいだに、今のような数寄屋造りの屋敷と池周りの園路の姿に整えられました。
さまざまな景色を楽しめる廻遊式林泉庭園となっており、藩主一族の休養の場や住居、茶会・饗応の席などとして使われてきました。
つまり、とても素敵で素晴らしい庭園と屋敷なのであります。
まず私が感動したのは、福井市の街なかにこんなに広く美しい庭園がひっそりとあるということ!
そこだけ異次元空間みたいです。
周囲の木々が映るほどの澄んだ池の周りを歩いて屋敷に入ると、広々した畳の部屋に床の間、お座敷は池にそって開かれているので、下を流れる池に飼っている錦鯉を眺めることができます。
きらびやかな鱗と模様に反して、大口を開けて餌をねだる錦鯉の口は怖いです(笑)
そしていきなりバシャバシャと水を跳ね上げて暴れたり(笑)
優雅に池を眺めていても、けっこう楽しめました。
屋敷の中には御湯殿があり、これは昔の建物だと再認識します。
蒸し風呂というのを初めて見ました。
御上り場と呼ばれる脱衣場のような空間まで入れると、屋敷の中で半分の広さを占めます。
部屋の中に小さな小屋が建っている感じでした。
床も少し傾いていて、水分が下に流れるようになっています。
日本にもサウナみたいな習慣があったわけですね。
屋敷の周りは石や砂利が敷いてあり、そこから池へとつながります。
ここが松平家の別邸とは、本当になんと優雅な生活でしょう!
さすがですね!!
などと変な感想も持ちながら楽しく現実離れをした時間でした。
福井駅からすぐの異世界。
お庭だけなら入場料は220円です。
観光や仕事で訪れて、少し時間が余ったりしたら、ぜひとも訪れてみて欲しい所です。
それでは皆様、今年も一年『パンフラワーアトリエNOBU』のブログを、ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。
2024/12/14
大安禅寺
前回は福井のワークショップについての記事を書いたので、今回も引き続き福井ストーリーで紹介していこうと思います。
たったの2泊2日の旅でしたが、なかなか中身の濃い旅で、観光名所というより地元民と密着したお寺や神社も訪れたので、せっかくだから紹介していきますね。
その前に、2泊2日という表現に ? と思った方がいると思います。
2泊3日なのでは? と。
いいえ、ほとんど2泊2日の旅でした。
なぜなら2泊したのち、早朝の朝6時に福井をたち、静岡県に向けて新幹線に乗ったからなのです。
3日目は観光していません。
昼の11時前には伊豆の国市に戻っていました。
そして午後からお仕事へ。
なんというハードスケジュール(笑)
おかげでお土産はろくに買えなかったのですが、心のお土産はたっぷりといただいた旅でした。
さて、坂井市龍翔博物館でのワークショップの後に行ったところのひとつに、福井市田ノ谷町にある「萬松山 大安禅寺」があります。
福井市の中心地から外れた山の上の方。
静かな町に国の重要文化財である大安禅寺本堂他7棟がありますが、一部修復中ということもあり、本堂の見学だけしてきました。
大安禅寺は今をさかのぼること約1300年前、時の高僧 泰澄大師 が竜王山田谷寺を創建し、越前庶民の信仰を得ていましたが、織田信長の越前攻略の兵火により焼失。
その霊地に第4代福井藩主 松平光通公 が祖先と両親への恩を忘れぬためにと、越前松平家永代菩薩所として建立したのが大安禅寺です。
光通公は徳川家康の曾孫にあたり、師父として迎えられた名僧 大愚宗築禅師の薫陶を受け、毅然たる人格者に育成され名君と謳われました。
その大愚禅師が大安禅寺の開山です。
と、いうことです。
歴史に詳しくないのでよくわかりませんが、お寺の建物や本堂は静謐で、おごそかな雰囲気に心清められました。
他に参拝者がいなかったため、広い構内に私と友人と2人で自由に動き回り、時に笑い、くつろぎながら、その雰囲気にのみこまれていきました。
お寺っていいなぁと思わせるひとつひとつに、ここを案内してくれた友人への感謝の気持ちを込めて堪能した時間です。
ちょっと小雨が降りそうだったので、期待していた千畳敷までは足をのばせなかったですが、静かな境内を楽しむことができました。
御朱印もいただけたし。
今回、寺院をまわることがわかっていたため、御朱印帳を持参してきました。
どこか旅行に行っても寺院目的ではないため、機会があって入れた寺院でも御朱印帳を持っていないために直に書いてもらえず、札でいただき、家へ戻ってから御朱印帳に貼るパターンが多かったので、今回は準備してきた御朱印帳に書いてもらえて満足です(笑)
墨の文字を見ていると、なんだかありがたく思えてしまう私はなんと単純なことか!
でもね、記念に欲しいんです。
写真より、好きです。
お寺でお守りは買いませんが、御朱印とおみくじは楽しみの一つになっています。
2024/12/06
「実りの秋」粘土体験
12月にはいりました。
富士山には雪がつきましたが、伊豆の国市や三島市、沼津市はまだまだ暖かいです。
先月の24日は福井県の坂井市龍翔博物館にて、ワークショップを行ってまいりました。
龍翔博物館は毎月なにかのイベントを開催しているため、ファンも多いと思います。
今回の粘土体験のワークショップは「実りの秋」
小さな額に、パン粘土で作った葡萄、葉っぱ、ドングリを入れていきます。
本物の小枝も使います。
参加者さん達は、小学校5年生〜70代まで幅広い方々が集まってくれました💖
まずは軽く自己紹介をしたのち、制作に入ります。
粘土を使ったことのある人ない人関係なく、誰もが楽しみながら粘土で遊ぶ企画です!
講師は私の他にあと一人、地元の粘土アーティストがついて行うため、フォロー体制もバッチリです。
上手くできなかったりして困っていたら、すかさずお手伝いが声をかけます。
でも皆さん、難しそうと言いながら、さくさく仕上げていましたね(笑)
予定どおりの進行でした。
(我ながら素晴らしい😍)
今回のワークショップで感じたのは、本当に皆さん楽しそうでした!
小学生の女子が4名いましたが、そのうち3人が仲間のようで、3人で賑やかに制作していくため、他の参加者も緊張することなく、リラックスして粘土体験していたように見えました。
リラックス、大切です💖
時におしゃべり、時に真剣に時間が進んでいきました。
皆さんの進行状況をみながら、こちらも指示を出していくのですが、一番ウケたのが、茶色い粘土を作ることでした。
葉っぱに使った赤と緑の粘土がのこっているのですが、その2色を混ぜ合わせてドングリ用の茶色を作ります。
ドングリの作り方の説明で、粘土を混ぜていただくのですが、その時の参加者のリアクションがとても楽しかったんです💖
皆さん、魔法にかかったようなお顔をします(笑)
それだけでも一つの発見ですね。
「実りの秋」の額は、赤、緑、紫の3色は用意されてあるため、4色目の茶色は自分で作らなければなりません。
そして茶色のドングリは、見本の額を見てもらうのですが、皆さんオリジナリティ溢れるドングリでした!
小さなドングリ、大きなドングリ、数も大きさもほとんど自由みたいに仕上がりました。
全てのパーツを額にのせてボンドで固定し完成です!
出来上がった額は、皆さんニコニコ顔で大切に大切に持ち帰ってくださいました。
参加者の中には福井県のインフルエンサーのかたもいたので、後日その方のSNSを見たら、凄く楽しかった〜と書いてありました✌️
そして、難しそうというコメントには、先生の言う通りすれば誰でもできる!みたいな内容(笑)
確かにそのおとりでした!
誰もが楽しめる粘土体験!
また来年もあるので、次は何をつくってもらおうかな(笑)
2024/11/23
イチョウの木
すっかり寒くなりました。
今年は秋があまり感じなかったような…?
半袖時期が長く、紅葉が遅れていると思っていたら天気が悪くなって、やっと涼しいけれど天気が良いこの頃はもう冬ですね。
ついにお出かけのさいにコートを出しました。
とは言え、まだ半袖の小学生もいます。
さすが伊豆の国市です!
先日、三島市の小学校へ行ったのですが、こちらも半袖の児童がたくさんいました。
すごいな、小学生!
そしてよく走る(笑)
駐車場の近くにイチョウの木が数本植えてありました。
黄色い葉っぱが落ちていて綺麗です。
(掃除する人はたまったもんじゃないですよね💦)
もちろん銀杏の実も落ちいているので、踏まないように下を向いて慎重に歩く私。
でも、子供たちも親や学校から言われているのかしら?
「踏むな!」と言う声が聞こえました。
たしかに(笑)臭くなりますから。
銀杏、食べると美味しいんですけどねー!
昔、銀杏狩りに行ったことがあります。
そこの銀杏は大きく、行った時期も良かったせいかたくさん拾うことができました。
拾った後、その場で皮をむきます。
もちろん手袋をつけて拾うし、むくのですが、スニーカーの裏は汚れたままなので、落ち葉で汚れを拭い、車に戻りますが、車の足元にはしっかり段ボールが敷かれて、ありました。
車内は若干、匂っていたような記憶がありますが(笑)
家へかえってから収穫した銀杏を洗い、一部は袋にいれて電子レンジでチンして食べます。
ちょっと塩をふって食べると美味しいですね。
使い切れない分は、むいて水につけたまま凍らせます。
食べる分だけ氷を割り、料理に使います。
銀杏を思いっきり食べれた年でした。
銀杏狩りは一度で満足ですね(笑)
以来、銀杏は拾っていないですが、銀杏は食べたいです。
三島市の小学校の銀杏は、わりと小さかったので拾うのはやめときました。
そして、足裏に銀杏をつけづに帰ってこれました。
家へ帰ってから気がついたのですが、せっかくだからイチョウの葉っぱを拾ってくれば良かった。
パンフラワーのイチョウの葉っぱを作ってみたいこと、銀杏の前では忘れてしまいました(笑)
来年は粘土で作りたいです。
2024/11/02
実りある秋
11月に入りました。
早いですね!
来年まであとたったの2ヶ月💦
これから年末にかけて、世間ではさまざまなイベントが開催されます。
じつはアトリエNOBUもイベントがあるんです。
11/24(日曜日) 10:00〜12:00
福井県坂井市の「坂井市龍翔博物館」にてワークショップを行います。
テーマは『実りある秋』
木製の小さな額に、粘土の葡萄とドングリを入れて実りの秋を表現します。
もちろん葡萄とドングリはご自分で作っていただきます。
各テーブルに講師がつくので、パンフラワー未経験の方も安心ですよ。
今回の講習会は、粘土を使って楽しく遊ぶ企画なので、どなたでも簡単に楽しんで作れるものにしました。
材料・講習費込みで500円。
坂井市龍翔博物館だからこそ出来る企画です。
できた作品はそのまま持ち帰れるので、満足感も大きいですよ。
その他にも坂井市龍翔博物館はいつもいろいろなイベントをやっています。
体験・ワクワク
知って・ふむふむ
スペシャル・キラキラ
などなど、体験の他にも講演会、古典落語、紙芝居の日があり、毎週楽しめる博物館です。
常設展の他にも企画展もあり、ファンは多いそうです。
こんなに遊べるのに入場料400円(大人)って安すぎだと思いませんか?
体験コースは参加費が別途かかりますが、無料の講演会もあります。
一通り見て回り疲れたら、最上階にある天望室のベンチでひと休み。
天望室が空一色に塗られ、360度の窓から眺める景色は開放感いっぱいです。
天気に関係なく、いつ行っても楽しめるって安心ですね。
私も静岡県に住んでいながら、福井県へ行くとつい寄ってしまうほど龍翔博物館が大好きです。
そんな大好きな博物館で、今回の体験・ワクワクに講師として参加させていただくなんて、とても光栄です。
しっかり準備をして行きますので、お近くの方はぜひとも参加してみて下さいね!
問い合わせ・申し込みは
福井県坂井市三国町緑ケ丘4-2-1
坂井市龍翔博物館
TEL 0776-82-5666
ご来館をお待ちしております♡