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2025/06/11

白糸の滝

静岡県も梅雨入りしました。
まだそんなに蒸し暑くはないし、紫外線対策もラクなのでよいのですが、洗濯物がからっと乾かないのが嫌です(笑)

先月の話ですが、富士宮市の「白糸の滝」へ行ってきました。
昭和11年に国の名勝及び天然記念物に指定され、
昭和25年に「観光百選 滝の部」で1位、
平成2年に「日本の滝百選」に指定、
平成25年に世界遺産構成資産に登録、
という素晴らしい滝です。
高さ20m、幅150mの湾曲した絶壁の全面にかかる白糸の滝は、本滝の一部を除いてそのほとんどが富士山の湧水なんだそうです。
年間を通じて水温12度という湧水。
夏でも涼しいはずですね。

じつはここ白糸の滝は、私は5年前の今頃にも訪れていました。
5年前と変わらず美しい滝の流れは、何回見てもたぶん飽きないと思います(私はね)
でも、5年前の写真をみると、私自身の年月を感じてちょっとがっかりしたり(笑)
まぁ、生きている人間なので当然ですが🤣
でも、白糸の滝は観光地として整備が進んでいて、以前より公園広場が綺麗になっていました。
芝生が広がり、花壇ができていたり。
お花が咲いていると、やっぱり良いですね!
私はパンフラワーをやっているので、花が咲いているとついそちらに目がいってしまいます。
白糸の滝では滝へと続く階段脇に、ユキノシタがたくさん自生していました。
花壇の方ではバイカウツギを育てていました。
白糸の滝も花と共に思い出に残ります。

白糸の滝ではもうは一つ滝があって、反対側の奥の方に音止の滝がありました。
白糸の滝とは対照的で勇壮な滝。
高さ25mの絶壁から轟音を轟かせています。
その昔、曽我兄弟が父の仇の工藤祐経を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名前が残されたそうです。

一度に2つの滝を観賞できました。
5年前は見学のための場が特になく、柵ごしに見ていたのですが、今回はちょうど良いスポットに見学台のような場が設置されていました。
こちらも整備されていて嬉しい😄

園内には観光案内所もあり、トイレも広くて綺麗だし、ショップもあり、ちょっとした食べ物も売っていてお店の脇にテーブルと椅子があります。
広々としたスペースで点在しているので、優雅に休憩を楽しめそうです。
名景勝地のわりにすいているから、観光するにはわりと穴場なのではないでしょうか?

伊豆の国市から2時間もあれば着くので、遠方から友人が遊びにきたら連れてこようかな、なんて思いました。

白糸の滝
白糸の滝

2025/05/24

ボルダリング

沼津市にボルダリングの体験ができる施設があるというので行ってきました。
「サニーロック沼津」
体験は90分¥2,200 
ボルダリング用のシューズのレンタル込みでした。

まずは自分のサイズにあった専用シューズに履き替えてから、ジムの使い方の説明を受けます。
それぞれの壁にグレード(難易度)が設定されており、それはカラフルなホールド(石のような突起物)ごとに異なり、ホールドの色やシールでわかるようになっています。
チャレンジするホールドをきめたら、あとはスタートからゴールまで、手足、指を使って登るまでです。

ジムにあるボルダリングの壁は、約4m〜5m程ですが、壁ごとに角度があり、これ、ぜったい無理でしょ🤣って角度の壁もありました。
私は無理を承知で1番簡単なコースを選んでみたのですが、次のホールドに手を伸ばした時点で落ちました(笑)
こんなの出来る人って、トム・クルーズくらいなのでは?🤣🤣

ちなみにどこから落ちても、下には分厚いふかふかのマットがあるので安心ですよ。
1番高いゴールまで行って落ちたところでも大丈夫でした。
こんな高さから落ちる経験も、なかなかできないですよね。
一瞬怖いですが、慣れると楽しいです。
(どれだけ落ちたのか💦)

ボルダリングは東京オリンピックの正式種目として採用されてから、「スポーツクライミング」としてテレビでも見たことがあるだけでしたが、自分が経験してみて、どんなに難しいスポーツなのかわかりました。
ただ単に背が高い、手足が長い、筋力があるだけではダメなんです。
どのホールドを選び、どこに手足を置くか考えながら登る「頭脳系スポーツ」の側面もあります。
難易度ごとに設定されあコースを登ることで、誰でも自分のレベルにあったボルダリングを楽しめる魅力があります。
自分の身体ひとつで登る達成感はくせになりそう(笑)
ただ色を決めて登ればよいのではなく、難易度によっては、足の位置も同じホールドを使うという規則があるので難しいのです。
レベルの低いコースでは、足の位置は自由だったりもしますが、それでも登りと降りる時の手足の使い方は慎重さを必要としました。

他の身体を動かすスポーツに比べたら、全然動かないと思うのですが、汗びっしょりになりますよ。
それだけ緊張するし、頭も使っているんです。

設定時間90分のうち、壁に張り付いていた時間は少なかったです。
ほとんど壁を見つめ、コースの攻略法を考えます。
そしてチャレンジし、なかなか進めなくて壁にへばりついたまま、筋力の限界を迎えて落ちたり(笑)
他の人が登っているところを見て研究したり。
なんだか思った以上に早く時間がすぎてしまいました。

ボルダリングは自分のペースで進められるのが気に入りました。
運動神経の良さとか、あまり関係ないように思うので、性別、年齢を気にせず楽しめますね。
ただ、私の場合は前腕部が軽い筋肉痛になりました。
力で登ろうとすると筋肉痛になるって聞いていたので、利き腕の右手にはあまり力をかけないように使っていたので、左腕だけでしたが、手指を使う仕事の人や、車を運転する人は、腕の使い方に気をつけて楽しむことをお勧めします。

調べてみたら、他にもボルダリングを経験できる施設があるので、機会があったらまた遊びに行きたいです。

ボルダリング
ボルダリング

2025/05/13

ミツカドネギとドクダミ

春というより、初夏らしくなってきました。
私の庭も夏の準備を始めているようです。

春にスノーフレークが咲いたあとに出てくるミツカドネギ。
毎年楽しみにしているんです。
なぜって、それは、食べられるから(笑)

去年、食べられることを知った私は、今年もちゃんと出てきてくれるのだろうかと心待ちにしていたのです。
だって、あえて植えたわけではなく、勝手に庭にさいていた花なので。
地下の鱗茎(地下茎の一種で、短い茎の回りに、養分わや蓄えた多肉質の葉が密集し、球形、卵形になったもの)が残っていれば、毎年出てくるはずなんですが、なにせ放ったらかしの北側庭なので、他の強い雑草に負けてしまうかもしれないし、鳥や虫に食べられてしまったかもしれないでしょ。

でも、今年もいつの間にか出てきてくれました。
白くて小さな星のような可愛らしい花が咲き、茎が三角で、葉は中心で折ったような筋があります。
そしてニラの匂い。

花も茎も葉っぱも、丸ごと全部食べられるので、見つけると下の方で切り、洗ってコップにいけておきます。
白い花が綺麗なので、台所仕事が楽しくなります。
料理する時に必要量を抜き取って使いますが、私は大抵が炒め物なので、コップからごそっと抜き取ったらそのままちぎってフライパンに投げ込んだりしてますねぇ(笑)
ニラやネギと同じ扱いで調理できます。

たまに鱗茎も取ってしまうので、鱗茎はそのままノビルみたいに生で食べたり。

ミツカドネギで、春の庭が待ち遠しくなりました。

ミツカドネギは庭の3カ所くらいにまとまってでてくるのですが、花がないと雑草に見えてしまうため、今回はこのカ所。
次はあっちのカ所というように、分けて摘みます。
そうすれば誤って雑草を食べる危険を避けられます。
花を目安に探しています。

ミツカドネギを食べ尽くした頃、いつの間にかドクダミがあちこちに葉を出していたので、花のついていない茎を狙って刈り、ドクダミ入浴剤にしてみました。

ドクダミは洗ってから葉っぱと茎に分け、茎は5センチくらいにカットして、一日天日干しすると、良い感じにしぼむので、それを洗濯ネットにいれて、お風呂にお湯をはる段階から浴槽に入れておきます。
エキスが出るのに20分くらいかかるそうなので、お風呂に浸かっている頃にちょうど良くなる予定。

でも、乾かしてしまったせいか、ドクダミの香りはしませんでした。
お湯に色もつかないし、なんとなく物足りなかったので、次は生のドクダミでやってみようと思います。
摘んだドクダミを洗い、葉っぱや茎を細切りして、そのまま湯船に入れるだけなので簡単です。
こっちの方が香りがでるそうなので、漢方風呂っぽくなるはず。

春夏は、庭の雑草を楽しむ方法を考えています。

ミツカドネギとドクダミ
ミツカドネギとドクダミ

2025/05/04

大山阿夫利神社

GW真っ只中です。
皆さん、どのようにお過ごしでしょうか。

私は先月、神奈川県伊勢原市にある『大山阿夫利神社』へ行ってきました。
ケーブルカーに乗って行くというのに惹かれ、とくにリサーチもせずに出かけてしまったのですが、予想を超えた楽しい一日となりました。

新東名伊勢原大山インターを降りて、大山方面に15分ほど走ると駐車場があります。
市営駐車場はもういっぱいだったので、民営の駐車場に車をとめ、「こま参道」をあるいて大山ケーブルカー駅まで行くのですが、まず、これが楽しい(笑)

「こま参道」とはよくいう門前町のかわりのような道。
しかも、全部階段!
長い階段&踊り場の両側には、お土産物店、飲食店、旅館、民宿が立ち並びます。
お土産物店は思いっきり昭和でした。
駒や人形の木彫りや、漬物、麩、豆腐などが主。
飲食店は豆腐料理、そば、うどんなどが主流でした。
旅館や民宿も歴史がありそうな宿ばかり。
左右にならんだお店を見ながら、長い階段と道のりを登ります。
ちなみに女坂もありますが、そちらにはお土産物店とかはありません。

やっと階段を登り終えて商店街が終わると、いよいよケーブルカー駅。
ケーブルカーは20分に一本出ていました。
かなり急勾配を上がっていきます。
下に流れる景色を見ながらのケーブルカー。
旅行気分を味わえます。

駅についたら神社と思いきや、まだまだ階段が続くのでした。
ここはひたすら登るしかない!
手すりもあります。
屋根はありません(こま参道は屋根つきでした)
長い長い階段を登って、やっと阿夫利神社の下社にたどり着きます。

下社は標高700m。
大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)、大雷神(おおいかずちのかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)の三つの社があります。
大山祇大神とは、山の神・水の神と崇められていました。
中に名水が湧き出ていたので、ペットボトルに詰めて帰りました。
高龗神とは龍神のことだそうです。
大山はあめふり山とも呼ばれ、2200年以来、雨ごい、五穀豊穣の祈願をされていますが、大山阿夫利神社はあらゆる祈願をかなえる神として親しまれてきたようです。
おもしろかったのは、ボケ封じの神もありました。

境内には大きな枝垂れ桜がまだ咲いていて、とても綺麗でした。

下社から本社までは90〜120分歩く(登る)ようなので、今回はあきらめましたが、この神社はハイキングコースにもなっていて、山頂まで登れるため、それなりの服装と靴を履いて、ぜひまた行きたいです。

大山阿夫利神社
大山阿夫利神社

2025/04/22

うま広場

伊豆の国市に馬と遊べる牧場があるのをご存知ですか?
「伊豆の国 うま広場」です。
設立されてまだ4年くらいだと思いますが、じつは私は7回のリピーターです。
たまたまフェイスブックで見かけて、興味があったので行ってみたのが…何年前だったかな?(笑)
以来、一人で行ったり、最近では友人を誘って遊びに行っています。
遊びに行って何をするかというと、乗馬体験。
1回30分で¥4,000ですが、伊豆の国市の住民だと¥500引きしてくれます。
まず、自分が乗る馬のブラッシングから始めて、その後に乗馬体験。
インストラクターが手綱を引いてくれて、牧場の柵の中を馬に乗って歩きます。
この時に、馬の操作や歩かせ方を教えてくれて、じっさいに馬を止めたり進ませたり、右や左に曲がったり、歩くスピードを調整したり…。
ぼ〜っと乗っているわけではありませんよ!
でも、馬に乗っていると視線の位置が高くなるので、山の景色を眺めたり、他の馬たちの様子を見たり、とてもリラックスできます。
そして時々インストラクターから、もっと外側を歩かせてーなんて指示がきたり(笑)
けっこう一生懸命になれます。
慣れてきたらインストラクターは手綱を離して、自分で馬を歩かせたりさせてくれるところが、よくある遊園地や牧場の引き馬体験と大きく違うところかな。
じっさい、自分で馬を歩かせるなんて体験は、なかなかできないことですよ。
でも、ここではさせてくれるので、私はハマりました(笑)
ちなみに、状況によってはちょっとだけ走らせてくれたりします。
走ると言っても、ドラマや映画のようではありませんよ!
パカパカと少しスピードを上げるだけですが、鞍からお尻が浮くし、振動も歩いている時とは全然違います。
かなり集中力が必要でした。
そんな感じで30分の体験はあっと言う間に終わります。
とても楽しくて、すぐに帰りたくはなくなってしまうので、乗馬のあとは餌やりを追加してます。
餌やりはニンジン1カップ¥200。
自分が乗った馬に何本かあげたあと、残りは牧場内の他の馬のところき行き、その子たちにも食べさせてあげました。
どの子も可愛いです。

うま広場の馬はヨナグニウマといって、日本に8種類残っている在来馬の1種です。
そのほとんどが沖縄の離島 与那国島 に生息しており、与那国町の天然記念物にも指定されています。
現在全国で100頭ほどに減少し、絶滅が危惧されている馬です。

そんなヨナグニウマが伊豆の国市に来たなんて、とても貴重なことですね。
ヨナグニウマと触れ合える牧場は沖縄に集中していますが、静岡県ではこの伊豆の国市の他に、三島市の楽寿園にもヨナグニウマがいますよ。
ここの馬よりひと回り小さいですが、私が見た時には2頭いました。
もともとヨナグニウマは背中までの高さが120cmくらいの小型の馬なので、近くにいても怖くないです。
とくにうま広場のヨナグニウマたちはよく躾けられているのか、近寄ってもおとなしいし、人間に対してフレンドリーな印象。
だからとっても可愛いです。
大きな目がうるうるしていて、顔も愛らしい。
本当はもっとひんぱんに行けたら、乗馬も上手くなるでしょうけど、私は行くのが不規則で、間隔も開くため、いつも初心者みたいです(笑)
でも、乗馬は体幹が鍛えられるので背筋がのびる自分が嬉しい。
気がつくと猫背になっている時がおおいから、乗馬体験は背筋を鍛えるよい運動ですね。
また行きたいです。

うま広場にはハニーというとても賢い犬もいます。
私は犬猫が苦手なのですが、この前、初めてハニーにさわれました。
次からはハニーとも仲良くなりたいです。

うま広場
うま広場