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2024/08/22

岡太神社・大瀧神社

夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は一泊二日で福井県へ旅行してきました。
幼馴染の友人と2人の女子旅。
最高に楽しかったです。
片道6時間を超える車の運転も、女同士だとおしゃべりしている間に着いてしまう(笑)
1人でこの距離を運転するのは辛いですが、仲良しの同行者が一緒だと、移動時間も苦になりませんでした。

 そんなわけで、しばらく旅行中に出会った素晴らしい体験を報告させて下さい。

 福井県でまず行った場所は、武生インターチェンジを降りて少し走ったところにある
「紙祖神 岡太神社・大瀧神社」
国の重要文化財であり、日本一複雑な屋根をもつことでTV番組でもとりあげられたこともあります。

 その昔、川上から現れた女神が村人に紙すきの技を教えたと云う。
村人は、その女神を「川上御前」と呼び、紙の祖として神社にお祀りしました。

 このようないわれを持つ神社です。
日本で唯一、女性の神様を祀った神社。
川上御前から教えてもらった紙漉きの技術で町は栄え、全国にたくさんある和紙産地の中でも、特に長い歴史を誇る越前和紙の誕生です。
 岡太神社・大瀧神社はそれだけでなく、建造物としても素晴らしいので、ここは本当に訪れて良かったです。
建造物としては、さほど大きい方ではないと思うのですが、屋根の上に屋根が連なる不思議が建物で、またその重なりようがとても美しく神秘的!
さらに神社全体が彫刻で飾られています。
扉、屋根の下は隙間なくびっしりと細かい彫刻が彫られ、その仕事は精密で美しい!
本当に感動しました。
この感動は文章では表せないので、ぜひ神社を見てほしい。
 こんなに素晴らしい神社ですが、土曜日だというのに観光客は私達を入れて3組だけ💦
鬱蒼とした山間に苔むした庭とたくさんの灯籠でひっそりとしています。
蒸し蒸しした真夏の昼間ですが、とても清々しい気持ちになれました。
 この神社は本殿と拝殿が一緒になっている珍しい造りで、その先に奥の院があるのですが、この季節にくねくねの山道を1キロ近く歩くのは大変なので、奥の院は諦めました💦
もっと涼しい季節に、ハイキングの準備をして臨みたいです。
(次回はいつ来れるかわかりませんが💦)
とにかく、訪れて良かった〜💕

 余談ですが、岡太神社・大瀧神社はオカモト神社・オオタキ神社と読みます。
知らずにオカダ神社と呼んでいた私は恥ずかしい💦

さらに余談です。
武生インターを降りた頃が昼時で、神社へ参拝する前にお腹を満たそうと思いましたが、道中に飲食店がありません。
唯一途中に「越前そばの里」があったので寄ってみたら、昼時ということもありとても混んでいました。
駐車場係の人が、食堂は2時間待ちだというので、とりあえずトイレだけ借りようと中に入ると、左が蕎麦打ち体験室、真ん中がお土産物売り場、右が食堂。
食堂をチラ見したら、たしかに満席の様子。
なので、神社の門前町なら蕎麦屋くらいあるだろうと、神社へ向かいました。
ところが〜何もないまま神社に到着してしまいました。
門前町はなかったですねー!
そのへんをきちんと調べずに、単に有名な神社なら門前町くらいあるだろうと、よくある観光地と一緒に考えていた私達は浅はかでした(T_T)
 お腹がすいていては落ち着いて神社を堪能できない私の希望で、また越前そばの里へ戻りました(笑)
着いてそっこーに食堂へ向かったら、なんとウェイティングの列がズラ〜っと💦
食堂チラ見では見えない場所に人々が並んでいたのでした。
ほんとにここは2時間待ちだわっ!
ということで、お土産物の中から何か食事代わりになるものを探しましたが、甘いお菓子ばかり。
とりあえずくず餅でしのぐしかないのかと諦めかけて、もう一度食堂の前へ戻ったら、入口の近くにおにぎりが!
しかも私の愛するへしこのおにぎり💕
これはラッキーとばかりに、すぐ1個買いました。
焼き鯖寿司の小さなパック(2個入り)もありましたが、へしこのおにぎりは¥330で大きかったので1個で充分でした。
へしこのおにぎり、美味しいんですよ〜💕
福井でしか食べたことないので、ここで出会えて超嬉しかったです。
そして休憩所に座り、へしこのおにぎりの昼食を食べ、落ち着いて神社へまた向かうことができました。
短い時間で岡太神社・大瀧神社へ二往復した私達でした(笑)

岡太神社・大瀧神社
岡太神社・大瀧神社

2024/08/12

仏花

お盆休みに入りましたね。
帰省ラッシュに、旅行ラッシュ…
インバウンドで外国の方もたくさん来日中です。
皆さんはどんなお盆休みを過ごされていますか?

私は…まぁ、ぼちぼち(笑)
わざわざ帰省なんて言葉を使うほど、実家が離れているわけでもないし、お盆休みというよりただの休み(笑)
この機会にたくさんのパンフラワー作品を作りたいです。

そんなわけで、作りかけの仏花を仕上げることができました!
お友達のお父様が亡くなり、四十九日が終わって落ち着いたら会う約束をしていたので、そこで仏花を渡そうと作っていたんです。
 仏花を作るのは初めてで、花器に合わせたサイズで、季節的にも合う仏花を考えるついでに、仏花についてもちょこっと調べてみました。

仏花とは、仏壇や墓参りの際にお供えする花のことで、仏教において美しい仏花をお供えすることは、仏様に喜んでいただくと同時に、仏になるための修行の誓いの意味があるそうです。
自然界の厳しい環境に耐え抜いて美しく咲く花の姿に、厳しい修行に耐えて仏になることを重ねているとのこと。

 仏花におすすめの花は
花持ちがよくて傷みにくい生花
墓や仏壇を汚さないように、切り花にしても美しい姿を長く保ち、枯れにくくて散りにくい花。
また、仏花をお供えする時に手に入りやすいことも大切です。

お墓参りに行った時に、備えてある花を見ているとたいがいは上記の条件にあっていますね。
ユリは匂いが強いですが、外なら平気でしょう。
花粉や毒や棘や、強い香りのある花は仏花にはむきませんが、ユリは雄しべを切り取る工夫をしたり、毒や棘のあるヒガンバナやアザミも取り扱いに注意しないと危険ですね。
私は故人が生前に好きだった花を飾りたいのですが、飾る前にそのあたりも考慮していこうと思いました。

 しかしです!
パンフラワーならなんの問題もありません!
水換え不要の、いつまでも美しい粘土の花ですから。
 今回、仏花として作ったのはヒメユリ。
お仏壇に備えても邪魔にならないサイズにしました。
ちょうど良い感じの花器があったので、さっそくいけてみるといい感じ♡
これにトルコキキョウをさらに追加で製作中です。

仏教では、お香、花、灯籠、飲食、浄水を仏様に備える習慣があります。
どれも美しいものばかりですね。
綺麗なピンクのヒメユリで、仏様も、ご家族もこころが和みますように。

仏花
仏花

2024/08/02

またしてもキノコ

またプランターにキノコがでてしまいました。
今回は庭に置いてあるシュウメイギクのプランター。
前回は室内の観葉植物のプランターに、コガネキヌカラカサタケが発生したのですが、あれ以来生えてきません。
だから久しぶりのキノコの登場に、なんだか嬉しくなってしまいました(笑)

今回のキノコはタマチョレイタケか、アミヒラタケかと思うのですが…はっきりわからないです。
見た目は伊豆でよく見る椎茸にサイズも模様も似ていて、食べたくなってしまうのですが、よくわからないキノコは危険なことくらい、私だって知っています。
興味はあるけど、食べるのは我慢です(笑)

しかし、なんで今頃になってシュウメイギクのプランターに生えてきたのかしら?
もう2年くらい土も変えずにあるプランターです。
土が悪いのか、プランターのサイズが悪いのか、シュウメイギクは咲くたびに花は小さく、数も減って、とても弱々しいプランターです。
庭が北側だし、隣の家の垣根がじゃまして日照時間がとても少ないため、比較的長く太陽にあたる場所に移動したのがいけなかったのかしら?

キノコの近くに苔まで生えていて…(笑)
これは完全に多湿、暑さ、風通しの悪さのせいですね!
観葉植物の培養土には必ずといっていいほど腐葉土がはいっています。
腐葉土は自然由来なので、菌がいても当然で、問題は いる と言うより、菌が成長してしまう環境です。

はい。
プランターの位置を移動しました。

コガネキヌカラカサタケの時は室内なので、上側の土を取り除き、庭で何日か天日干しした土をかぶせたので、それ以降は何も生えてきません。
でも今回のプランターは庭置きだし、大きいし、なんだかとても面倒くさい気持でいっぱいなのです〜💦
と、言うわけで、今回はプランターの移動だけで終わらせました。

この時期の猛暑では、キノコの寿命がもたないと思います。
キノコどころか、シュウメイギクも枯れそうです。
秋まで土の中の根が生きていることを願います。

キノコはどっちでもいいですけど。

またしてもキノコ
またしてもキノコ

2024/07/24

亜竜木

亜竜木という植物を知っていますか?
今流行りの多肉植物、珍奇植物に分類される有棘植物です。
ディディアレア科 アローディア属
原産地 マダガスカル南西部
別名 アローディアプロセラ

 亜竜木と言うだけあって、第一印象が竜でした(笑)
細い1本の木(木というより枝みたいな感じ)に硬くて鋭いトゲが、木を覆うようにぐるぐるはえています。
ちょっと、竜が登っているようなイメージ。
 マダガスカル南西部に自生するのですが、マダガスカル以外では存在しないそうです。
こうやって日本にも持ち込まれ、多くのガーデンショップで売られていますが、貴重な品種なのですね。
自生地では20mにも育つものがあるそうです。
マダガスカルでは亜竜木に似た多肉植物がたくさん生えるエリアを「棘の森」と呼んでいるとか。
想像すると、ちょっと怖いです。
うっかり転んだり触ったりしたらケガをしそうで危険かも。

 さて、なんでうちにその亜竜木があるのかというと、生育を頼まれたのです!
一人暮らしをしている息子がいっとき観葉植物にはまり、あれこれ買い求め育てていたようですが、育てきれず…
枯らしたり…
瀕死の状態になったり…
そうなると私のところに持ち込んで来るのですよ!
最初の頃はその場で土を入れ替えたり、大きい鉢に移し替えたりを一緒にしたのですが、いつの間にか預けていくようになり、この亜竜木も復活させたものの、引き取りに来ないので、もうこれはうちの子になってますね!!

 この亜竜木は最初はやせ細った1本の木(30cmくらい)だったのですが、土を入れ替え、3カットして挿しておいたところ、背が伸びて、この春からは葉っぱもつき、観葉植物として見栄えがよくなりました。
日の当たる室内で温度管理して、土が乾いたらたっぷり水をあげる。
それしかしていないのに育つって、植物の生命力には本当に感激します。
初めて見たときは棘しかついていなかったのに、今では木の表面も肉厚になり、元気な怖い棘がいっぱいついて、楕円形の可愛い葉っぱもいっぱいついて、見ていて飽きません♡

自分で育てた植物が元気にそだっているって、とっても嬉しいですね。
この鉢のサイズだと、どのくらいまで大きくなるのかな?
あんまり背が伸びたら、またカットして挿し木で増やすつもりです。
そしてうちに「小さな棘の森」ができたりして(笑)
うっかり触らないように気をつけなくちゃ(笑)

亜竜木
亜竜木

2024/07/13

ツバメの巣

日常生活の中でよく見かける鳥といえば、カラスとハトかな。
スズメは子供の頃はよくいましたが、今はあまり見かけません。
たまにうちの庭に来てくれますけど。
他の鳥が来ている時もありますが、人の気配を感じるとすぐに逃げるので、ぱっと見だけではどんな鳥なのかわからないし、だいたい私は鳥の名前に詳しくないです(笑)

なんでいきなり鳥の話かというと、私の友人が住んでいるマンションに、つばめが巣を作ったのです。
三島市の山の方に住んでいるのですが、つばめが来たのは初めてだそう。
コンクリートの自転車置き場の隅なので、通る時は気をつけないと糞が落ちてきます(笑)

つばめの巣はよく見ますね!
近くのスーパーの駐車場や、病院や学校、温泉施設の露天風呂にあった時は、下に糞が落ちないように板でガードが設置されていました。

カラスの巣があると役場に連絡して駆除してもらいますが、つばめの巣はけっこうそのままにされています。
つばめは春からなつにかけて日本にやってきて、子育てが終わる秋には南へ渡ってしまうことがわかっているのと、日本では古来より益鳥として親しまれているからなんでしょうね。

なんで益鳥かと言いますと、穀物などを食べずに害虫だけ食べてくれるからです。
なんと、羽虫やトンボなどの羽の生えた虫を1日に100匹も食べるとか。
子育て中のつばめが食料調達に忙しいわけですね。

つばめが人間に親しまれているのは、民家に巣を作る習性があるせいでもあります。
つばめは寒さに強い鳥ではないため、雨に濡れて、冷たい風に吹かれて身体が冷えるのを防げます。
ヘビやカラスは人の多いところを避けるので、外敵から身を守れます。
民家がある所はエサも豊富です。
それに春から夏にかけて日本は虫が急激に増えますし。
糞が下に溜まるのは困りますが、つばめの巣から赤ちゃんつばめが顔を出している姿はとても可愛らしいですね💕
餌が欲しくて親鳥を待つ姿や、親鳥が帰ってきてピーピー鳴いて喜ぶ姿も可愛い💖
だから人間は暖かい目で成長を見守ってしまうわけです。

でも、一度巣をつくると、翌年も来ちゃうんです。
去年の秋に子供を育て上げ南にわたったつばめのオスは、他のツバメに巣を奪われてしまわないように、メスや若いツバメよりも早く日本にやって来て去年の巣へと向かいます。
そして巣の修繕作業を進めながらメスを待ちます。
メスが飛来してオスと無事に再会すると、メスが中心となって一緒に巣作りをするという生態なんですって。
待ってもメスが現れなかったり、他のオスに巣を乗っ取られていたらどうするんだろう?
なんて余計な心配をしてしまいました。

ツバメの赤ちゃん、みんな無事に大きくなって、一緒に飛び立てるといいですね。

ツバメの巣
ツバメの巣