2025/04/13
ソメイヨシノとヤマザクラ
桜が満開ですね!
伊豆の国市の狩野川沿いは、韮山の西守山公園の川沿い、大仁では川の駅周辺と狩野川さくら公園とその対岸。
桜並木がすっごく綺麗ですよ!
西守山公園の桜並木は他の地域と比べて短いですが、道路の両側から桜並木で、まるで桜のトンネルです。
大仁の川の駅も整備された遊歩道があり、ウォーキングコースやイベント広場として活用されていますが、この時期は最高ですね。
狩野川さくら公園は大きな桜の木がシンボルとなっていますが、公園からの景色が素晴らしいです。
車で走っていても、対岸の桜並木の長さに感動します。
本当にこの時期の日本は桜でいっぱい。
ニュースにもなる桜の開花。
私は前回のブログで城山登山した時に、山桜がきれいだったと書いたのですが、それについて、山桜とソメイヨシノの違いを知っているか?と質問を受けました。
山に咲いていて、ソメイヨシノとは色や雰囲気が違っていたのでヤマザクラだと思ったのですが、そう聞かれて改めて調べてみました。
「ソメイヨシノ」
栽培品種
咲き方は、一斉に開花。
花の後に葉が出る。
散り方は、花の量が多いので花吹雪になる。
分布地域は、北海道南部〜九州。
「ヤマザクラ」
野生品種
咲き方は、赤い葉が先に出る。
葉が出た後に開花。
散り方は、儚げに散っていく。
分布地域は、宮城県〜九州
ざつとこんな感じ。
一番の違いは、栽培品種と野生品種ということかな。
でも、ソメイヨシノを生み出すきっかけとなったエドヒガンとオオシマザクラもヤマザクラの仲間で野生品種なんです。
ソメイヨシノは接ぎ木で増やしていますが、ヤマザクラは自生している桜なので、山中に咲いているのはヤマザクラであっているのでは?
と、思いました(笑)
ソメイヨシノが全国区になったのは明治以降。
種ではなく接ぎ木で植えていくので、増える・育つ・咲く、の3つがサクサク進む桜として今の地位を築き上げたそうです。
桜もそろそろ終を迎えはじめます。
お花したくても、先週も今週も日曜日は雨ですね。
寒いぶん、桜が散るのが遅くなるのかしら?
伊豆の国市は山に囲まれているため、車での移動中も山が目に入り、黄緑、緑、深緑の中にピンクの桜が入ってとても綺麗です。
信号でとまるたびに山々を眺めると、気持ちが柔らかくなってリラックスしますよ。
桜が終わるまで、この景色を楽しみますね。
2025/04/04
城山
遅ればせながら…去年の冬から山ガールデビューしました(笑)
今のところ近隣の山だけですが、無理なく楽しく登っています。
まずは地元の山を制覇しなければと思い、登山とまではいかなくても、ハイキングコースのある山なら近場にたくさんあるんです。
伊豆の国市の城山は、伊豆方面にドライブした人ならみたことがある山なのではないでしょうか。
伊豆縦貫道を南に走っていると、大仁あたりで右側にがっつり岩肌がそそり立つ山が見えます。
たまにロッククライミングの人達が登っているのが見える時もあります。
その城山へ登ってきました!
いえいえ、ロッククライミングコースではありませんよ💦
ハイキングコースです。
ハイキングコースと言っても、雰囲気は充分に登山でした。
「城山」
太古の昔、マグマが冷えて固まり誕生した山。
大仁のシンボル的存在であり、遠くからでも目立つ独特な姿は、古くから街道の道しるべとして知られてきました。
海抜342mと標高はさほど高くないものの、ふもとを流れる狩野川と荒々しい山肌のコントラストは、静岡県自然百選にも選ばれています。
そそり立つ岩壁はロッククライミングの名所として知られ、家族連れでも楽しめるハイキングコースも整備。
頂上からは天城連山から箱根・富士まででの雄太なパノラマが広がります。
(以上、伊豆の国市観光協会の記事より)
という山です。
途中、休憩用のベンチが2カ所あり、そこでお茶を飲んだりお菓子を食べたりして休み、その他でも写真をとったりしていたので、ゆっくり登って1時間半かからずに頂上に着きました。
頂上には石碑があり、眼下には伊豆の国市(韮山、伊豆長岡、大仁)の町並みが広がります。
わりと雄太な景色に登った感を満喫できました。
お昼ご飯をもってきたので、山頂でカップラーメンとおにぎりを食べ、コーヒーを飲んだりして休憩してから下りました。
下りは登りと同じコースですが、とくに休憩も取らずにさくさくと降りました。
思ったより標高は高くないですが、本当に山の中なので、ストックを持っていて良かったです!
ストックがあるとないとでは、登りやすさが全然違いますよ!
登りでは途中でロッククライミングのお兄さん達に追い越され、しばらくしたら岩肌にさっきのお兄さん達が張り付いているのが見えました。
カッコいい!!
頂上ではいきなり山の中から息を切らしたお兄さん達が現れ、そのままロッククライミングコースの方へ降りて行きました。
城山ではハイキングの人がロッククライミングコースに入らないように標識が立っていて、さらに黄色と黒のロープが張られて入れないようになっていました。
もちろん、ロッククライミングに来た人は、そのロープをまたいで山の中に入って行くのでしょうが。
危険度が違うらしいです。
ロッククライミングの人達はハイキングとは装備が違うため、すぐにわかります。
危険だけど、登っている姿は本当にカッコいいですよ!
すごいなぁ。
他には、山桜が咲いてたり、小さなスミレを見つけたり、お花好きな私には山は楽しいですね。
パンフラワーをやっているとずっと座りっぱなしなので、こんなアウトドアな趣味を始められて嬉しいです。
これからも足腰健康でいられるよう、ハイキングや登山で筋力維持をしていきます。
2025/03/27
みしまプラザギャラリー
3月20日から25日まで、三島市にある「みしまプラザホテル」の『ギャラリープラザ』で、春のオリジナル三人展が開かれていました。
陶芸 石井薫陶
リボン刺繍 渡辺道子
パンフラワー 後藤久美子
3人の先生が集まり、6日間の個展&即売会です。
パンフラワーの後藤先生に声をかけていただき、私の作品も少し置かせてもらえたので、椿、パンジー、バラ、イチゴなどを一輪挿しや置物、リース、壁掛けなどにアレンジして出展。
おかけさまで大部分の作品が皆様のお手元へ届き、大変嬉しく思いました。
それにしても、椿は人気がありますね!
季節柄、椿が良いだろうと椿の一輪挿しを5点用意したところ、あっと言う間に売り切れてしまい、もっとご用意すれば良かったと思いました。
一つだけ、最終日に引取りにいらっしゃるということで、売約済みとして展示していたのですが、これが欲しいとおっしゃるお客様が何名もいらっしゃったのは、大変励みになりました。
パンジーとイチゴも評判良かったです。
やはり季節の花は強い(笑)
私としてはバラがオススメだったのですが、バラは一年中花屋さんにあるので、あえてパンフラワーで置かなくても身近にある花だからでしょうか?
残ったものは全部バラでした(笑)
まぁそんなことも良い勉強になります。
アトリエNOBUはミンネで販売もしているのですが、やはり対面でお客様の反応を見ながらでの販売が一番好きです。
どんな年齢のかたなのか。
どんなシーンで使いたいのか。
なぜこの花にしたのか。
などなど興味がありますし、そういったお話を聞ける場合もあるので楽しいです。
こんな機会があるなら、また声をかけていただけると嬉しいです♡
2025/03/12
ミモザ
バンフラワー教室の生徒さんからミモザをいただきました。
自宅の庭にミモザの木があるそうで、とても大きいので枝を切ったから持ってきてくれました。
実は私、粘土でミモザは作るけど、実物を見たのは初めてなんです!
ミモザは鮮やかな黄色が美しく、丸くてふわふわしたした小さな花がいっぱいついて、葉っぱも綺麗で、とても人気のある花なので、花束、ドライフラワー、リース、アクセサリー、絵画、布地…などなど、いろいろなモチーフに使われていますよね。
とくに3月8日の「国際女性デー」(女性の政治的自由と平等を訴える日)には、イタリアでは「女性の日(ミモザの日)」とされ、女性への日頃の感謝の気持ちをこめて男性から女性へミモザの花を贈る習慣があるそうです。
ミモザ(アカシア)
マメ科 アカシア属
原産地 オーストラリア
常緑樹、開花時期3月〜4月
いただいたミモザは、葉の長さが短く、葉の触り心地は固いので、ギンヨウアカシアかな。
ギンヨウアカシアの樹高は5〜8mほどなので、庭木にはむきますね。
葉が長くふさふさしているのはフサアカシアで、樹高は10〜15mと大きくなるため、広いスペースが必要になります。
ヨーロッパではミモザと言えば、フサアカシアのことを指すそうです。
剪定していらなくなった枝とはいえ、やはり花をもらうって嬉しい!
ふわふわのミモザの花は、さっそく長さを整えて花瓶にいけました。
ふわふわの花がしぼんできたら、スワッグにしてドライフラワーとして残そうかしら。
ちなみに最近はドライフラワーのことをスワッグと表現しているシーンを多く見かけますが、その言い方が流行りなんでしょうね。
花や枝を花束のように組んだ壁飾りをスワッグと呼びますが、生花で作ったスワッグを飾ってそのままドライフラワーにしていく楽しみ方もあるそうです。
私も今のうちにドライフラワーにしてみようかしら。
ミモザは枝をきつくしばって逆さにつるしておくだけで、簡単にきれいなドライフラワーに出来上がるそうです。
それなから私にもできるな!うん!
パンフラワーを作っていて一番感じるのは、やはり本物の花を見ながら作るのが一番ということ。
教室ではカリキュラムがありますし、その時の生徒さんのレベルや進み具合でお題が違います。
いつもいつもそのお題の花があるなんて、そんなのありえません。
だから、想像力を駆使して作っているし、教えているのですが、たまに自分が好きで作っているパンフラワーは、その時の季節の花だったりします。
目の前に生花を置いて作るパンフラワーは、作り方は同じでもやはり違いますね。
私は生花にかなうものはないと思っていますし、生花に似せてパンフラワーを作っていますが、何も生花そっくりに作る必要はないとも思っています。
だって、パンフラワーなのですから。
造り物には造り物の良さがあるんです。
生花そっくりに作れないこともないですが、それはとても大変だし、そこまで追求する必要はないと思うし、かえって生花そっくりだとつまらなかったりします。
パンフラワーはイメージでよいのでは?
好きな花を好きなシーンで使いたい。
作る工程も楽しい。
自分のイメージする花であれば、それはそれでパンフラワーとしての醍醐味なのです。
だから私は本物の花を見ながら作ると、生花のもつ力と美しさに気持ちがいっそう癒されるんです。
そっくりにできてもてきなくても、花を作ることが楽しくなる。
できたらいつも生花とともにパンフラワーを作りたいのですが、それを追求しちゃうと前へ進めなくなるので、自分のイメージで作っています。
では最後にミモザの花言葉を。
オレンジ色のミモザは「エレガント」
黄色のミモザは「秘密の恋」
2025/03/04
イチゴ
前回は柑橘系果物でしたが、今回は苺についてお話します。
なぜ苺なのか?
それは先週、横浜のみなとみらいへお出かけしたさいに『ヨコハマストロベリーフェスティバル2025』がやっていまして、私の大好きな苺に反応してしまったのでした。
しかし、入場はしていません(笑)
横浜お出かけの目的ではありませんし、当然、同行者ともどもそのつもりはなく、ただただその人混みに圧倒されて避けて通りました。
入場料もかかるしね!
赤レンガ倉庫の前に大きな白いテントが、その時のイベントなのですが、2/6〜3/2までがストロベリーフェスティバルでした。
入場の列待ちも多く、すごい人気ですね。
たしかに苺は人気者です。
苺が嫌い、食べられないっていう人はあまりいないのではないですか?
見た目が可愛いのでグッズも多いし、美味しいし、ビタミンCたっぷるで低カロリーなので美容にも良いし、剥いたり切ったりしなくても手軽に食べられますしね。
私も苺は大好きですが、他のフルーツと比べて量のわりに高いので、そう頻繁には食べられません(笑)
一人で1パック食べるのが贅沢です!
私の住んでいる伊豆の国市も苺は有名で、苺のハウスはたくさんあって、苺狩りもできます。
伊豆の国市では「紅ほっぺ」という種類が苺狩りハウスの中でも多いようです。
「紅ほっぺ」は「章姫」と「さちのか」の組み合わせでできた種類で、果実はやや大きめの長円錐形で、果皮はつやのある鮮やかな紅色。
甘味が強く酸味もやや強めで、苺本来の甘酸っぱさを堪能できる品種です。
他にも苺狩りには登場しませんが、贈答品として有名なのが「きらぴ香」という種類の苺があります。
「きらぴ香」は出願者所有の育成系統どうしを交配させて作った品種です。
誕生するまでに
何度も交配・選抜を重ねていますが、元をたどれば同じ静岡県生まれの「紅ほっぺ」や「章姫」の血を受け継いだ品種です。
「きらぴ香」はサイズが大きく、やや長めの円錐形で、果皮は濃い赤色がツヤツヤとしています。
果肉は硬めで香りがよく、果皮もしっかりとしていて、甘味は「紅ほっぺ」と同じくらいですが、酸味は「紅ほっぺ」よりも少なめだそうです。
「紅ほっぺ」「章姫」「きらぴ香」と、静岡県の苺のブランドが人気を出していくのは嬉しです。
私は苺を食べるのも好きですが、パンフラワーで苺を作るのも大好きです。
私のパンフラワーアーティストアソシエーション協会のカリキュラムには、初等科にイチゴがあります。
だいたい一番最初に習うのがイチゴです。
実・花・葉の3点を一度に経験できる優れた題材です。
そしてその時の腕前しだいで出来上がりが全然違うのも面白いです。
イチゴは初等科で習いますが、師範科を卒業したあとの上級コースでは、もうワンランクUPしたイチゴを教えています。
一緒にイチゴを作ってみませんか?
問い合わせ、お待ちしています。