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2025/01/22

守山西公園展望台

最近、ハイキングにはまりそうです。
以前、ウォーキングをしていた時期があったのですが、楽しむと言うより“運動不足解消のため”という気持ちの方が強く、あんまり楽しめませんでした。
そんなことから、歩く習慣がとおのいていたのですが、去年の同窓会がきっかけでハイキングに参加して、“これはいい!”と思いました(笑)
 はっきり言って、ウォーキングでは物足りなかったんです。
ハイキングの方が足腰肺に負荷がかかり、運動した!という気分が味わえました。
なおかつ、景色が魅力的。
高いところへ登る達成感も味わえました。
山頂でのカップラーメンタイムも楽しい。

 そんなことから、“いっちょやってみるか!”という気分になり、靴を買っちゃいました!
スポーツ店で、コロンビアのハイキングシューズ。
登山用ほど本格的な靴ではないのですが、それなりの値段がします。
今まで自分がスポーツ用に使っていたスニーカーとは全く違うスポーツシューズですね。
硬いし、頑丈だし。
 たまたまアンダーアーマーのウィンドパーカーが1点、半額になっていたので、ついでに購入してしまいました。

 せっかく靴と上着が手元にあるので、次のハイキング計画を待たずに一人で登ってみることに。
手始めは近所の山「守山」
 伊豆の国市は山に囲まれていて、生活圏の中に普通に山があります。
すごく高い山でもないので、本当に身近です。
公園が併設されていたりもするため、トイレや駐車場もあり、利用しやすいのが良いところ。
しかも、家から歩いていけたりもします。
これは本当にありがたいですね!

ではさっそく、1月の天気の良い日曜日に、なんと14:50から出発してみました。
狩野川沿いを歩いて20分ほどで「狩野川さくら公園」に到着しました。
「守山西公園」は道路を挟んで向かい側。
ここの散策路は全体で481mあり、守山の山頂にある展望台からは韮山地区の田園風景が一望できます。
また、富士山のビューポイントは5箇所あります。
 守山の高さは101.8mで、初心者にはちょうどよい高さでした。
私は狩野川さくら公園側から登り、山頂展望台で休憩して、韮山の「願成就院」方面に降りるコースをとったのですが、登って、休憩して、降りてくるまで40分とかからなかったです。
でも、登りの階段は長くて少々きついかも。
途中で1回ため息をつきました(笑)
帰りはほぼずっと階段を降りるような感じ。
ゆっくりおりましたが、膝の悪い人は止めたほうがいいかも。
まぁ、膝の悪い人はハイキングなんてしないでしょうけど、低くて展望台までわずかな時間で行ける山なので、うっかりウォーキングの高齢者が入ってしまう可能性もあるかもしれません。
実際、私が登っている時にすれ違ったのは、全員高齢者でした。
毎日登っていると言う人もいたので、さすが地元の健康者ですね!
ハイキングで鍛えた足腰は、私よりもきっと丈夫なことでしょう!

 展望台の眺めは素敵ですよ。
いつも使っている道路や建物を上から眺めるって新鮮です。
山や川の位置もよくわかり、富士山も綺麗に見えます。
こんなにたくさん山があるんだー!って改めて驚きましたが、山の名前はさっぱりわかりませんでした。
きっとあの山々にもハイキングコースがあるんだろうな。
せっかく近くにあるのだから、登ってみたいですね。

守山を降りてもまだ16:00前。
普通はこんな時間から山を登る観光客はいないので、ハイキングコースも展望台もすいていました。
まだ陽があるから、願成就院や眞珠院の境内を覗いて帰路につきました。
山を降りると観光できるっていうのも、守山の魅力ですね!
お寺はたいがい16:00にはしまっているのですが、正門が開いていればお庭を見学できます。
信者ではないですが、お寺や神社のあらたかな雰囲気は気持ちがスッとしますね。
空気が澄んでいるかのようです。

 一人ハイキングは楽しく終えることができました。
パンフラワーをやっていると、ずーっと椅子に座っているため足腰弱るし、肩が凝ったり。
だから今後はハイキングも取り入れて、健康的で楽しい時間を広げて行こうと思います。

 春は狩野川さくら公園からの守山西公園は、桜が街道沿いに植えてありとても綺麗ですよ!
 ぜひ伊豆の国市にも遊びに来てくださいね。

守山西公園展望台
守山西公園展望台

2025/01/11

蛇年

新年、明けましておめでとうございます。
今年始めのブログです。
世間一般では年末年始の休みが9日間もあり、過去最高の長期休暇という人も多かったのではないでしょうか。
私も世間一般よろしく、がっつり休みました。
とはいえ、大晦日と元旦の日帰り温泉くらいで、あとは買い物や掃除、庭の手入れ、アトリエの片付けくらいしかしてないですね…。
長い休み、何やってたんだろ?
無駄に過ごした時間の方が長かったのでは?
…そんなお正月休みでした。

 パンフラワーの教室では、年末近くの最後の教室で干支の蛇を作りましたよ。
ほんと、年内ギリギリくらいになんとか時間を確保して、生徒さんと一緒に作ったのですが、なにせキャラクターが蛇!
あまり可愛くならないんです(笑)
ニコッと笑わせてみたり、大口あけて笑ってみても、やはり「可愛い〜💕」とはならないので、せめてリボンでもと頭にリボンを作ってのせてみました。
さらに、ニコッと笑っている蛇にはハート❤をもたせてみて、大口あけて笑っている蛇には口の中に舌の代わりのハート♥を入れてみたり、努力しました。
その甲斐あって、ブサイクちゃんでも可愛いって言ってもらえる蛇になりました(笑)

 蛇ついでにお話すると、今週の新聞記事で「蛇神」についての記事があったので簡単に紹介しますね。
 学習院大学名誉教授の佐佐木隆先生の記事なのですが、そこには
 今年の干支である巳すなわち蛇は古代においておそれられる一方で、崇められる存在だった。
そこで生まれたのが蛇神だ。
と、あったのです。
蛇が蛇神だったとは知りませんでした!
 スサノオノミコトに退治されるヤマタノオロチをはじめ、古事記、日本書紀、風土記など奈良時代に成立した文献に少なからず登場する。
とのこと。
たしかに手水舎で蛇の口から水が出ている神社をみたことがあります。
オオモノヌシノ大神は蛇体なんですね。
 しかし、平安時代になると蛇神の霊威に陰りが見られる。
と、あります。
 かつて蛇に備わっていた霊威が仏に移ったということだ。
仏教が浸透するに從い、人々が経験する不思議な出来事は仏の意図や配慮によるものという意識が高まり、それに伴い、蛇神を崇める気持ちは薄れていった。
と、いうわけだそうです。
詳しいことは「蛇神をめぐる伝承」という書籍にまとめられていますので、興味のある方は読んでみたらいかがでしょうか!

 干支としての蛇としか思ってなかったですが、蛇年ということでこのような記事をみつけ、読むことができて良かったです。
 蛇といえば、怖い、気持ち悪い、が先にたってしまっていたのですが、とても神秘的な存在なのですね!
今年から蛇を見る目がかわりました。
自分の作った粘土の蛇も、今年一年玄関に飾って慈しみたいと思います。

蛇年
蛇年

2024/12/28

名勝 養浩館庭園

早いものでもう年末。
慌ただしく過ごしているうちに、すっかりブログがご無沙汰してしまいました。
11月の福井旅行記の続きがあります。

 福井駅から徒歩で約15分。
タクシーだと5分ほどのところに、かつての福井藩主「松平家」の別邸があります。
江戸時代初期から中期にかけて造られた『養浩館』(旧御泉水屋敷)
3代忠昌時代から7代昌明までのあいだに、今のような数寄屋造りの屋敷と池周りの園路の姿に整えられました。
さまざまな景色を楽しめる廻遊式林泉庭園となっており、藩主一族の休養の場や住居、茶会・饗応の席などとして使われてきました。

 つまり、とても素敵で素晴らしい庭園と屋敷なのであります。

 まず私が感動したのは、福井市の街なかにこんなに広く美しい庭園がひっそりとあるということ!
そこだけ異次元空間みたいです。
 周囲の木々が映るほどの澄んだ池の周りを歩いて屋敷に入ると、広々した畳の部屋に床の間、お座敷は池にそって開かれているので、下を流れる池に飼っている錦鯉を眺めることができます。
きらびやかな鱗と模様に反して、大口を開けて餌をねだる錦鯉の口は怖いです(笑)
そしていきなりバシャバシャと水を跳ね上げて暴れたり(笑)
優雅に池を眺めていても、けっこう楽しめました。
 屋敷の中には御湯殿があり、これは昔の建物だと再認識します。
蒸し風呂というのを初めて見ました。
御上り場と呼ばれる脱衣場のような空間まで入れると、屋敷の中で半分の広さを占めます。
部屋の中に小さな小屋が建っている感じでした。
床も少し傾いていて、水分が下に流れるようになっています。
日本にもサウナみたいな習慣があったわけですね。
 屋敷の周りは石や砂利が敷いてあり、そこから池へとつながります。
ここが松平家の別邸とは、本当になんと優雅な生活でしょう!
さすがですね!!

などと変な感想も持ちながら楽しく現実離れをした時間でした。
 福井駅からすぐの異世界。
お庭だけなら入場料は220円です。
観光や仕事で訪れて、少し時間が余ったりしたら、ぜひとも訪れてみて欲しい所です。

 それでは皆様、今年も一年『パンフラワーアトリエNOBU』のブログを、ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。

名勝 養浩館庭園
名勝 養浩館庭園

2024/12/14

大安禅寺

前回は福井のワークショップについての記事を書いたので、今回も引き続き福井ストーリーで紹介していこうと思います。

 たったの2泊2日の旅でしたが、なかなか中身の濃い旅で、観光名所というより地元民と密着したお寺や神社も訪れたので、せっかくだから紹介していきますね。
その前に、2泊2日という表現に ? と思った方がいると思います。
2泊3日なのでは? と。
いいえ、ほとんど2泊2日の旅でした。
なぜなら2泊したのち、早朝の朝6時に福井をたち、静岡県に向けて新幹線に乗ったからなのです。
3日目は観光していません。
昼の11時前には伊豆の国市に戻っていました。
そして午後からお仕事へ。
なんというハードスケジュール(笑)
おかげでお土産はろくに買えなかったのですが、心のお土産はたっぷりといただいた旅でした。

 さて、坂井市龍翔博物館でのワークショップの後に行ったところのひとつに、福井市田ノ谷町にある「萬松山 大安禅寺」があります。
福井市の中心地から外れた山の上の方。
静かな町に国の重要文化財である大安禅寺本堂他7棟がありますが、一部修復中ということもあり、本堂の見学だけしてきました。

大安禅寺は今をさかのぼること約1300年前、時の高僧 泰澄大師 が竜王山田谷寺を創建し、越前庶民の信仰を得ていましたが、織田信長の越前攻略の兵火により焼失。
その霊地に第4代福井藩主 松平光通公 が祖先と両親への恩を忘れぬためにと、越前松平家永代菩薩所として建立したのが大安禅寺です。
光通公は徳川家康の曾孫にあたり、師父として迎えられた名僧 大愚宗築禅師の薫陶を受け、毅然たる人格者に育成され名君と謳われました。
その大愚禅師が大安禅寺の開山です。

 と、いうことです。
歴史に詳しくないのでよくわかりませんが、お寺の建物や本堂は静謐で、おごそかな雰囲気に心清められました。
他に参拝者がいなかったため、広い構内に私と友人と2人で自由に動き回り、時に笑い、くつろぎながら、その雰囲気にのみこまれていきました。
お寺っていいなぁと思わせるひとつひとつに、ここを案内してくれた友人への感謝の気持ちを込めて堪能した時間です。
 ちょっと小雨が降りそうだったので、期待していた千畳敷までは足をのばせなかったですが、静かな境内を楽しむことができました。
 御朱印もいただけたし。
今回、寺院をまわることがわかっていたため、御朱印帳を持参してきました。
どこか旅行に行っても寺院目的ではないため、機会があって入れた寺院でも御朱印帳を持っていないために直に書いてもらえず、札でいただき、家へ戻ってから御朱印帳に貼るパターンが多かったので、今回は準備してきた御朱印帳に書いてもらえて満足です(笑)
墨の文字を見ていると、なんだかありがたく思えてしまう私はなんと単純なことか!
でもね、記念に欲しいんです。
写真より、好きです。
お寺でお守りは買いませんが、御朱印とおみくじは楽しみの一つになっています。

大安禅寺
大安禅寺

2024/12/06

「実りの秋」粘土体験

12月にはいりました。
富士山には雪がつきましたが、伊豆の国市や三島市、沼津市はまだまだ暖かいです。

 先月の24日は福井県の坂井市龍翔博物館にて、ワークショップを行ってまいりました。
龍翔博物館は毎月なにかのイベントを開催しているため、ファンも多いと思います。
 今回の粘土体験のワークショップは「実りの秋」
小さな額に、パン粘土で作った葡萄、葉っぱ、ドングリを入れていきます。
本物の小枝も使います。
参加者さん達は、小学校5年生〜70代まで幅広い方々が集まってくれました💖

 まずは軽く自己紹介をしたのち、制作に入ります。
粘土を使ったことのある人ない人関係なく、誰もが楽しみながら粘土で遊ぶ企画です!
講師は私の他にあと一人、地元の粘土アーティストがついて行うため、フォロー体制もバッチリです。
上手くできなかったりして困っていたら、すかさずお手伝いが声をかけます。
でも皆さん、難しそうと言いながら、さくさく仕上げていましたね(笑)
予定どおりの進行でした。
(我ながら素晴らしい😍)

 今回のワークショップで感じたのは、本当に皆さん楽しそうでした!
小学生の女子が4名いましたが、そのうち3人が仲間のようで、3人で賑やかに制作していくため、他の参加者も緊張することなく、リラックスして粘土体験していたように見えました。

リラックス、大切です💖

時におしゃべり、時に真剣に時間が進んでいきました。
皆さんの進行状況をみながら、こちらも指示を出していくのですが、一番ウケたのが、茶色い粘土を作ることでした。
 葉っぱに使った赤と緑の粘土がのこっているのですが、その2色を混ぜ合わせてドングリ用の茶色を作ります。
ドングリの作り方の説明で、粘土を混ぜていただくのですが、その時の参加者のリアクションがとても楽しかったんです💖
皆さん、魔法にかかったようなお顔をします(笑)
それだけでも一つの発見ですね。
「実りの秋」の額は、赤、緑、紫の3色は用意されてあるため、4色目の茶色は自分で作らなければなりません。
そして茶色のドングリは、見本の額を見てもらうのですが、皆さんオリジナリティ溢れるドングリでした!
小さなドングリ、大きなドングリ、数も大きさもほとんど自由みたいに仕上がりました。
全てのパーツを額にのせてボンドで固定し完成です!

出来上がった額は、皆さんニコニコ顔で大切に大切に持ち帰ってくださいました。

参加者の中には福井県のインフルエンサーのかたもいたので、後日その方のSNSを見たら、凄く楽しかった〜と書いてありました✌️
そして、難しそうというコメントには、先生の言う通りすれば誰でもできる!みたいな内容(笑)
確かにそのおとりでした!
誰もが楽しめる粘土体験!
また来年もあるので、次は何をつくってもらおうかな(笑)

「実りの秋」粘土体験
「実りの秋」粘土体験