2023/11/21
シロタエギク
やっと冬になった気がします。
朝晩の冷え込みと、富士山についた雪。
先月まで夏のような気温だったので、やっと毎日、長袖を着るようになりました。
冬になって思うのは、花が少ないなぁということ。
私は仕事がら、外を歩くとつい下を見ながら歩いてしまいます。
花が足元の位置なので(笑)
でも、山などの自然の中に入ると上を見ながら歩いたり。
木が多いですから。
上ばかり見ながら歩いていると、つまづいたり、側溝に落ちそうになったり危ないです(笑)
先日は三島の街中を歩いていたのですが、道路脇の植え込みでシロタエギクを発見しました。
緑の草に混じって、白い葉っぱが綺麗に輝いているようで、思わず立ち止まって見てしまいました。
シロタエギク(白妙菊)
キク科 セネシオ属、キオン属、ヤコバエア属
原産地 地中海沿岸
別名 ダステミラー
(ホコリまみれの粉屋)
寄せ植えの脇役といったイメージですが、白い毛の生えたシルバーリーフは美しいです。
寒さに強く、霜に能っても枯れないことから、冬の花壇には欠かせない存在となっているのではないでしょうか。
初夏には黄色い小さな花を咲かせますが、あまり見たことはありません(^_^;)
花言葉は
「あなたを支えます」
他の植物の引き立て役として、寄せ植えに活用されることから。
「穏やか」
白い葉っぱが柔らかな雰囲気を演出するので、そんなイメージの花言葉がついたようです。
来月はクリスマスなので、そろそろポインセチアがあちこちに出回り始めますね。
それと同時に、シロタエギクもクリスマスのイメージなので、リースなどの飾りに使われます。
白、赤、緑
やっぱりこの3色の組み合わせが、冬の王道かな。
中でもシロタエギクはシルバーっぽくて、天然色でこの色出すって凄いなぁ💕と思いながら見ています。
2023/11/11
コキア
コキアが赤く色づいて美しいですね。
伊豆の国市の長岡地区は、主要道路の脇に花壇がいくつもありまして、それらは季節ごとに植え替えられ、デザインされた綺麗な花壇となり、観光客や街の人々の癒しになっています。
今、千歳橋のたもとの花壇はまさにコキアの紅葉で、赤く目立っているところです。
ヒユ科 ホウキギ属(バッシア属)
和名 ホウキギ
原産地 西アジア、中央アジア
一年草 50cm〜100cm
日本へは平安時代に伝わり、江戸時代になる頃には各地で栽培されていたようです。
刈り取って陰干しして、草ぼうきを作るのに利用されていました。
観賞用として栽培されるのは、主に変種のトリコフィラで、コンパクトな草姿で丸みがあり、秋には紅葉するタイプ。
花は黄緑色で小さくて目立たないです。
実はとんぶり!
とんぶりって、畑のキャビアと言われていますよね。
秋田の名産で、和え物や酢の物として食べられているとうとんぶり。
コキアの実だとは知りませんでした💦
茨城県の友人が国営ひたち海浜公園へコキアを観に行き、とても素敵な写真をSNSにアップしてくれたので、私もあんなに広大な土地でのコキアを目の前で見てみたいですねぇ💕
赤い丸い木が可愛くて、コキアを知らない人でも思わず目がいってしまう植物です。
コキアの紅葉は昼夜の温度差による影響が大きいので、秋以降に室内で管理しても枯れてしまうそうです。
一年草のため、室内に置いても冬はこせないとか。
あの赤い丸が部屋の中にあったら、なんだかとても楽しくなりそうなのに…。
しかし、大きさからいっても場所をとって困りますか(笑)
今の時代、ほうきを使う人はどのくらいいるのでしょう?
私も庭でほうきを時々使いますが、ホームセンターで買った平たくてコンパクトなほうきです。
室内では卓上用の小さいものを100均で買いました。
コキアを使ったほうきって、どんなのでしょうかね?
2023/10/30
ハロウィンについて
10月ももう終わりですね。
明日はハロウィン🎃
皆さんは何かイベントをなさいますか?
ハロウィンと言えば、去年の韓国はイテウォンでの惨事が今年もまた話題にされていますね。
それと同時に、渋谷での混雑やゴミの放置も問題になっています。
今や日本のハロウィンとは、仮装パーティ化しているように感じるのは私だけではないと思います。
そこで少しハロウィンについて調べてみました。
ハロウィンとは諸聖人の日。
キリスト教における全ての聖人を記念する日(万聖祭)
Halloween
↓
ALL Halloween❜s Day(諸聖人の日)の前夜であるALL Hallow❜s Eveningが短縮されたもの
↓
つまりハロウィンは、諸聖人の日の前夜祭
と言った意味
なんだそうです。
発祥の地はアイルランドですが、仮装パーティはアメリカ発です。
キリスト教では、秋の収穫を祝う10/31は1年の終わりと考えられていました。
1年の終わりの日は、魔女や悪霊が悪さをするらしく、悪霊を追い払う意味でもこの日を祝い、お祭りで悪霊を追い払おうと考えていたとのこと。
仮装は悪霊から身を守るためで、悪魔や魔女、彷徨える魂など、死後の世界の人々と同じ格好をして仲間と思わせることで身を守る。
そしてお菓子には魔よけの意味が込められていて、精霊が家の中に入り込まないように、お菓子を渡すことで帰ってもらうという意味。
そこから「トリック オア トリート」
【お菓子をくれなきゃイタズラするぞ~】が生まれたんですね。
現在は、おばけのコスプレ以外に、アニメや映画やグッズのキャラクターのコスプレも登場して、ハロウィン本来の意味とはかけ離れたコスプレのイベントみたいな感じが強いですけど(笑)
実際は日本の節分に近いのかしら?
ともあれ、いつの間にかハロウィンも日本のイベントに定着しつつありますね。
私のアトリエNOBUでも、今月のパンフラワー体験ではハロウィンの魔女の帽子とかぼちゃだし(笑)
前回のブログで書かせていただいた小学5年生のママが、インスタに私の教室の体験をあげてくれました。
インスタ用の背景グッズを使って、カッコよくアップしてくれたので、ここでも紹介しますね。
私よりずっと上手に撮ってあります。
ありがたいです💖
2023/10/22
ハロウィンセットの体験教室
今日はパンフラワー体験に、小学5年生の男子がいらしてくれました。
初のメンズです。
もちろんお母さんと一緒ですが、工作が大好きだそうで、パンフラワーにも興味を持ってくれてとても嬉しかったです💖
パンフラワー体験教室は簡単な花を作ってもらうのが基本のコースですが、体験されるかたの年齢や人数、季節に合わせてお題を変えます。
今日は男子小学生ということもあり、ちょうど10月なのでハロウィンの飾りを作ってみることにしました。
ハロウィンの魔女の帽子と、かぼちゃのセットです。
粘土はあらかじめ私が色をつけて練っておきます。
そして、帽子、かぼちゃ、帽子に飾る小さな果物と野菜たちを(ブドウ、みかん、かぼちゃ、さつまいも)作ってもらいます。
ハサミと細工棒と油絵の具も、ちょこっと使ってみるような体験です。
花ではないですが、とても楽しんでいただけたようです。
2時間のコースですが、小学生なのに最後まで集中して作りつづけたことは、本当に感心しました。
小学生対象の体験コースは何度かやったことはありますが、2時間こんなに集中してできたのは初めてでした。
学年にもよりますが、きっと本当に工作系が好きなんでしょうね。
とても細かい作業を一生懸命すすめていく姿は、教える側も励まされます。
お母さんの方も、とても上手に作ってくれました。
母と息子が一緒に遊ぶ、学ぶなんて、素敵ですよね。
お母さんが息子さんの《好き》を応援する姿もいいですよね。
娘、息子に限らず、親子で楽しめるパンフラワー体験を、私ももっと開発しなければ!と思いました。
写真は今日のお題のハロウィンセットです。
パン粘土を使わなくても、100均で売っている粘土を使っても作れますよ。
仮装やパーティをしなくても、小物を飾ってみるだけでハロウィン気分を楽しめます。
皆さんも自分だけのハロウィンセットを作って、10月を楽しんでみてくださいね。
2023/10/09
キバナコスモス
急に冷えてきましたね。
いきなり秋というより、冬になっちゃったような気温。
タオルケットから夏掛け布団にしないで、羽根布団を使っています。
さて、秋の花といえば、コスモスを連想する人が多いのではないでしょうか。
薄いピンク、濃いピンク、オレンジ、白、混色…。
いろんな色があって、背丈の高い花がたくさんまとまって咲いているから、風に揺られている姿も美しくて見とれちゃいます。
たいがい、蛾がとまっています(笑)
それも秋の景色のうち。
そんなことは、どうでも良いんです。
私は最近、オオキンケイギクという花の存在を知りまして、もしやと思い、近所のコスモススポットに確認しにいきました。
オオキンケイギク、ご存知ですか?
キバナコスモスに良く似た花です。
今までキバナコスモスと思って愛でていた花は、もしかしたら、オオキンケイギクかもしれませんよ!
オオキンケイギクとは大金鶏菊と書きます。
特定外来生物なのです。
キク科 オオキンケイギク属
北アメリカ産
舌状花の先端は4〜5裂
見た目はキバナコスモスとそっくりです。
キバナコスモス
キク科 コスモス属
メキシコ産
舌状花の先端は2裂 幅広
よく見ると花の先端が違うのですが、風にそよぐ姿は良く似ています。
しかし、方や特定外来生物なので、個人が野外に植えたりした場合、懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金が課されます!
知らないで育てていて、見つかったら大変なんです💦
私が育てているわけではないんですけどね。
でも、今までキバナコスモスだと思っていた花が特定外来生物だったら、ちょっとショックですね。
ちなみに私が見ていた花は、キバナコスモスでした。
良かった(笑)
草花なんて人間に大きな害を与えるものではないと思いますが、生態系を壊すのなら、どんなに綺麗な花でも排除しなくてはならないなんて、ちょっと可哀想な気もします。
ちなみに花言葉は
キバナコスモス「野性的な美しさ」
オオキンケイギク「いつも明るく」
「きらびやか」
どこかで密かに咲いていて欲しくなりますね。
(写真の花はキバナコスモスです)